歯垢を徹底的に取る方法!歯垢染色剤の使い方

2017.04.07 healthYUKI

歯垢染色剤ってなに?

歯垢染色剤

歯垢染色剤は、「プラークカラーチェッカー」や「プラークテスター」などと呼ばれ、その名の通り、歯垢を染めることのできる薬品で、赤や青などの色があります。液体タイプを初めとして、錠剤タイプやジェルタイプなど様々な種類が販売されていて、特に自分で歯磨きするようになって、まだ日が浅い子供などの歯をチェックするために、お父さんお母さんが購入することが多いようです。

でも、この歯垢染色剤、もちろん大人でも使うことができて、最近では、古い歯垢と新しい歯垢で2色に分かれるものなども販売され、注目を集めているようです。オーラルケアの意識が高くなった現代では、歯垢染色剤を使い効率よく歯垢を取り除きたいという人が増えていて、歯医者さんなどでも、歯科専売品の歯垢染色剤を販売していることもあります。

歯垢染色剤ってどうやって使うの?!

次に、歯垢染色剤の使い方と効率よく歯垢を落とす方法をご紹介していきます。

STEP1.ブクブクうがいで染色開始!

うがい

歯垢染色剤の使い方は簡単。スタンダードタイプの液体染色剤の場合は、口に適量をいれ、ブクブクうがいをして、口をゆすぐだけ。これだけで、口内の歯垢がしっかりと染色され、可視化できるようになります。錠剤タイプの場合はアメを口の中で転がすような感じで全体を染色します。ジェルタイプは一度ブラッシングをした後、歯ブラシに付けて全体を磨きます。すると磨き残しがある部分だけが染色されます。

STEP2.色の付いたところをブラッシング

ブラッシング

歯垢染色剤で色を付けたら、あとは狙い撃ちをするように、染まっている部分をブラッシングするだけです。歯垢に色が付いてとても見やすくなっているので、同じところを何度も磨く必要なく、歯磨きの時間短縮にもつながります。

STEP3.ブラッシングで取れない部分は他のアイテムで!

デンタルフロス

ここまで頑張っても、ブラッシングではなかなか取るのが難しい歯垢があります。それは、歯と歯の間の歯垢です。これは、いくら頑張って磨いたとしても落とすことが歯ブラシでは落とすことができないので、デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどのアイテムを使って、細かいところに付いている歯垢をしっかりと落としましょう!

虫歯や歯周病だけじゃない!

歯垢が口臭を発生させる!

口臭

一般的に歯垢は虫歯や歯周病を発生させる原因だと認知されることが多いですが、それだけでなく、歯垢を放っておくことで口臭発生の原因にもなります。みなさんは、歯医者さんに行ったときに、初めに歯石取りをしてもらったことはありませんか? 

この歯石は、歯垢が唾液に含まれるミネラルと結合し、硬くなったもので、自力では取り除くことができません。歯石が付いたままにしておくと、歯の表面だザラザラになり、歯垢が溜まりやすい状態になってしまうので、口臭が強くなる原因になります。歯石になる前に、しっかり歯垢を除去しておく必要があるのです。

歯石になる前に取り除きましょう!

歯みがき

歯垢染色剤はうまく使うことで効果的に歯垢を取り除くことができます。長い間放っておいた歯垢は歯石になってしまっているので、早めに対処することを心がけたいところ。みなさんも、ぜひ歯垢染色剤を上手に使って、虫歯や歯周病のない健康な歯を目指しましょう!

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