超ロングセラー商品「リステリン」の口臭予防以外の効果とは?
歯垢・歯石の沈着予防
リステリンの口臭予防以外の効果として代表的なものは歯垢・歯石の沈着予防です。歯垢は、食べかすと勘違いをしてしまう人も多くいますが、食べかすとはまったく別のもの。歯垢はプラークとも言い、細菌が食べカスを代謝して出した代謝物と細菌の塊です。歯石は歯垢が石炭化したもので、歯垢よりも取り除きにくく、虫歯や歯周病になるリスクを高めます。
リステリンには、これらが歯に沈着するのを予防する効果があります。ここで抑えておきたいポイントは、リステリンは付着した歯垢や歯石を取り除くよりも「沈着を予防」するのが得意ということです。リステリンには歯垢や歯石が歯に付着し、固まるのを予防する効果があります。
リステリンの正しい使用方法にも、リステリンで口腔内洗浄をした後に、そのままブラッシングをすると表記してあります。歯磨きと併用すれば、効果的に口腔内を清潔にできるため、虫歯予防に繋がるのです。
歯周病予防
「バイオフィルム」という言葉を聞いたことはありますか? バイオフィルムとは、細菌が集まって形成されるヌルヌルとした塊のこと。バイオフィルムは、細菌のバリアのようなもので、細菌が集合体になり外敵から身を守る働きをしています。このバイオフィルムが形成されることで、バリアの内部で歯周菌が活発に活動して、歯周病を進行させます。
バイオフィルムの除去は容易ではなく、いつも通りに歯磨きをしただけでは完全に落とすことはできません。そこでリステリンの出番です。リステリンにはバイオフィルムを壊す働きがあり、歯磨きと併用することで、効果的にバイオフィルムを除去することができます。
着色予防
リステリンとひと口に言っても様々な種類があります。その中でも特に人気なのは、紫のリステリン「リステリン・トータルケア」です。こちらの商品には、ステインを落とす効果があります。
ステインとは、コーヒーや紅茶・緑茶などに含まれるタンニンという成分や、タバコのヤニなどが歯の表面に付き、色素沈着を引き起こすというものですが、リステリンには、これらを落とす力があります。
あらゆるリステリンに関するブログなどには、リステリンの色が歯に影響を及ぼすなどと書かれていることがありますが、リステリンの色自体が歯に影響を与えることはありません。また、直接的なホワイトニング効果があると書かれることもありますが、直接的なホワイトニング効果はなく、あるのはあくまで予防の効果だけ。
しかし、海外製のリステリンの中にはホワイトニング効果を持つものもあるようなので、気になる方はチェックしてみるのもよさそうです。
超ロングセラー商品「リステリン」はすごかった!
今回は超ロングセラー商品「リステリン」の口臭予防以外の効果について解説をしてきました。リステリンには口臭予防以外にも、歯磨きと併用することで虫歯や歯周病を予防し、コーヒーやタバコなどによるステイン汚れを落とすという効果があります。また、口臭予防効果に関しても国内のマウスウォッシュの中ではトップクラスの実力を持っています。
マウスウォッシュ選びに悩んでいるという方は、ぜひリステリンを一度手に取り、その効果をお口で体感してみてはいかがでしょうか?