気付けば舌が真っ白に…症状や原因に合わせた予防法

2017.06.08 healthReiko Okabe

舌苔は口臭の原因になる!

口臭チェックをする女性

舌苔は一度発生しても、ブラシで簡単に落とすことができるので、それほど気にならないという人も多いです。しかし、舌苔が大量に発生してしまうと、思わぬ口内トラブルの引き金になります。それは口臭です。

舌の表面にある「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」という組織の上や隙間に食べかすが溜まることで、その食べかすを目当てに雑菌が集まり繁殖して舌苔が発生します。これらの雑菌は、食べかすを分解するときに硫化水素という悪臭の元になる成分を発生させるため、口臭が発生するとされています。硫化水素は、卵が腐ったときの臭いと同じで、実際に卵が腐ったときにも硫化水素が発生しています。

舌苔はなぜ増えたの?考えられる3つの原因

あきれる女性

1.唾液量が減少している

最近、舌苔がよく溜まるようになったと感じたときに、もっとも関係している可能性が高いのは唾液量です。唾液は本来その殺菌効果で、舌の表面の雑菌たちの働きを抑制しています。しかし、唾液量が減少してしまうと、舌表面を殺菌することができなくなり、細菌が異常繁殖。舌苔が大量に発生してしまう原因になります。

2.舌の位置が低い

舌の位置というのは本来上顎にくっついています。しかし、舌の筋力不足や舌癖の影響で、舌の位置が上顎にくっついていない状態が続くと、舌苔が発生することが多くなります。これは、本来上顎との摩擦で舌表面の舌苔が落ちていますが、舌の位置が低いことで上顎との摩擦が発生せず、本来落ちるはずの舌苔が落ちていないからです。

3.免疫力が低下している

風邪などで体調を崩してから舌苔が増えるようになったという人は、免疫力の低下が原因で舌苔が増えたと考えられます。雑菌は本来免疫力より働きを弱められている状態で口の中に存在しますが、体調不良により免疫力が落ちている場合、雑菌の働きが活発になるため、健康な状態のときよりも舌苔が多く発生するようになります。

原因に合わせた3つの予防方法

父子

1.唾液量の減少「食べ物をよく噛む」

食べるのが早い人は唾液量が少なくなっているかもしれません。というのも、唾液を分泌する「唾液腺」は噛むことによって刺激を受けて唾液を分泌します。そのため、噛む回数が少なくて食べるのが早い人は、唾液腺をしっかりと刺激できていないので、唾液量が少なくなっている可能性があります。

これを改善する方法は、食べ物をよく噛んで食べるだけ。しっかりと噛むことで唾液腺が刺激されるため、唾液の分泌がよくなります。

2.舌位置が低い「舌の筋トレオープンアンドクローズ」

舌の位置が低くて上顎についていない人は、「舌の筋トレオープンアンドクローズ」をするのがおすすめです。筋トレと言ってもやり方はとても簡単で、舌を上顎にピッタリとくっつけたまま、口を大きく開閉させるだけ。空いた時間に簡単に実践できます。これを繰り返すことで、舌を上顎に付けたままの状態を維持するくせがつき、舌の位置を改善出来ます。

3.免疫力の低下「良質なタンパク質を摂る」

免疫力が低下していて舌苔が増えているという人は、良質なタンパク質をたくさん摂りましょう。タンパク質は、免疫力の中でも重要な役割を果たす白血球の元になる成分で、しっかりと摂ることで不飽和脂肪酸も取り入れることができるので、血液がサラサラになります。

タンパク質は肉類からも摂ることができますが、肉類からタンパク質を摂取すると脂質を取り過ぎてしまうことになるので、なるべくアジやサバなどの青魚から良質なタンパク質を摂るように心掛けてください。

しっかりと予防することで口臭の発生を抑えられます!

舌苔は舌表面に発生してもブラシですぐに落とすことができるので、気にしないという人が多いですが、今回ご紹介した3つの原因などにより大量に発生して口臭が強くなる可能性があるので、なるべく舌苔が増えないように、今回ご紹介した予防方法を試してみてください。

あわせて読みたい

レコメンド

関連記事