自分に合ったデンタルフロスの選び方!おすすめ製品をご紹介!

2017.08.03 healthReiko Okabe

デンタルフロスの選び方

デンタルフロス

STEP1:お好みの形を選ぶ

デンタルフロスには大きく分けて2種類の形状があります。形によって使い勝手も異なるので、ご自身が磨きやすいものを選ぶのがよいでしょう。

・糸巻きタイプ
ケースの中に巻かれたフロス(糸)がそのまま入っているタイプです。ケース部分に糸をカットする刃が付いていて、必要な分だけカットして使います。使い方には多少のコツが必要ですが、慣れてしまえばシンプルで使いやすい形です。比較的安価なので、コストパフォーマンスは◎。

・ホルダータイプ
プラスチック製の持ち手にフロスが付いているタイプです。ホルダータイプの中でも「F型」と「Y型」に分かれています。F型は前歯、Y型は奥歯をフロッシングしやすいように作られているので、磨きたい場所によって使い分けすると、より効果的。また、持ち手があることで糸巻きタイプよりも扱いやすいので、デンタルフロス初心者におすすめです。

STEP2:糸を選ぶ

糸は大きく分けて3種類あります。

・ワックスタイプ
フロスがワックスで加工されているタイプです。歯間で動かすときに滑りがよく、スムーズにフロッシングできるので初心者におすすめ。また、ワックスにより表面がコーティングされているので、ノーワックスタイプよりも糸がほつれにくいのが特長です。

・ノーワックスタイプ
その名の通り、フロスがワックスで加工されていないタイプです。表面がコーティングされていない分、フロスの繊維がザラザラとしていてより多くの歯垢を除去できます。初心者の場合、初めは磨きづらく感じるかもしれませんが、慣れれば上手に歯間の汚れをかき出せます。

・エクスバンドタイプ
エクスパンドタイプは一般的な糸と異なり、唾液などに反応して膨らむ特徴があります。太い糸でたくさんの歯垢を取り除くことができますが、その一方で、歯と歯の隙間がほとんどない場合には入りにくいので、人によって向き不向きはあるでしょう。

おすすめのデンタルフロス4選

デンタルフロスは歯科医院でも購入できますが、ここではバリエーション豊かな市販のデンタルフロスの中からおすすめの商品をご紹介したいと思います。

1.小林製薬の糸ようじ

小林製薬の糸ようじ

TVCMでもおなじみの超ロングセラー商品です。F型ホルダーに細い糸が6本セットされているタイプと、通常よりも歯間に入りやすい4本セットされているタイプが販売されています。

いずれのタイプも歯間に溜まった歯垢を複数の糸で絡めとり、たくさんの歯垢を落とせます。ホルダーの持ち手部分はピックになっているので、歯に詰まった食べかすを取り除くこともできる便利な一品です。

2.クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ

デンタルフロスY字タイプ

Y型ホルダーの歯間ブラシです。とても強度の高い糸が使われているため、洗って繰り返し使うことができます。持ち手部分は指でつまみやすく、奥歯を磨きたいときもラクにフロッシング可能。初心者にもおすすめです。

3.リーチデンタルフロスワックス

デンタルフロスワックス

ワックス加工されている糸巻きタイプのデンタルフロスです。柔らかい歯科用ナイロン糸は扱いやすく、スムーズに歯間に入り込み歯垢を除去。無香料なので、香り付きのものが苦手な人でも安心して使うことができます。

4.GUM(ガム)・デンタルフロス アンワックス ふくらむタイプ

デンタルフロス アンワックス

ワックス加工がされていない糸巻きタイプのデンタルフロスです。使用前は細い糸ですが、歯間に入れると膨らみます。歯間にぴったりフィットして隅々まで歯垢を除去できるので、よりスッキリさせたいときにおすすめです。

歯垢をしっかり除去して虫歯・歯周病を防ぎましょう

従来は虫歯などのトラブルが起きてから歯科医院で治療をすることが一般的でしたが、現在では予防意識が高まり、日頃からお口を健康な状態に保つためのケアを推奨する流れになりつつあります。普段からお口の中をチェックする習慣を身に付けていれば、そもそも虫歯や歯周病にかかるリスクを軽減でき、万が一、虫歯や歯周病が見つかっても最低限の治療で済む可能性が高いのです。

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