健康美を体現する審美歯科の目的とは?

2018.01.12 healthオオタカ

知っておきたい審美歯科の基本について

最近では白く美しい歯に憧れを抱く方も増えてきており、多くの歯科医院で審美歯科という診療科目を目にすることが多くなりました。ただ、審美歯科といってもあまりイメージが湧かない方のために基本を紹介します。

審美歯科とは

審美歯科とは口腔内や全身の健康を考慮しながら口元の美しさも追求する診療メニューです。たとえば虫歯や歯周病治療などで差し歯や被せ物などの補綴物を使用しますが、保険診療では原則的には金属製の補綴物を使用することになります。そのため、金属アレルギーの問題があるなど、審美的にも健康的にも不安が出てきます。

審美歯科では補綴物にアレルギーの不安がなく、自然な歯に近い美しい補綴物を使うことで健康美を体現することができます。このように口腔内の機能向上の役割を果たしつつ、口元の美しさを実現するのが審美歯科なのです。

健康美を実現する審美歯科のメニュー

美しい口元は口腔内環境が健康な状態にあって初めて行うことができます。そのため、単なる治療の側面以上に審美性を重視しているため、保険適用では受けられないケースが大半です。審美歯科のメニューとしては下記の内容が挙げられます。

セラミック治療

虫歯や歯周病の治療で歯が抜けたり、欠損したりした場合にブリッジや差し歯、被せ物にセラミック素材を採用した治療です。セラミック製の補綴物は歯の色と近い素材のため審美性が高い点が特徴。また、金属アレルギーの不安がなく、安全で長持ちする点もおすすめするポイントです。

インプラント治療

抜けた歯の顎の部分に人工の歯を植えるインプラントも審美歯科の1つに挙げられます。歯が抜けた場合は、抜けた歯の両側の歯を削りブリッジにする場合もありますが、健康な歯にダメージを与えるほか、ブリッジの内側に汚れがたまりやすいなどのデメリットがあります。対してインプラント治療は、見た目も使用感も自身の歯と遜色ない仕上がりになります。

歯のクリーニング

予防の一環として行われる歯のクリーニングも審美歯科の1つと言えます。歯に付着した汚れや歯石、歯垢を取り省くことは虫歯や歯周病予防になり、口腔内の健康を保つためにもっとも重要なことです。またPMTCという歯面の研磨を行うことで歯が本来持つ自然な白さを取り戻すこともできます。

ホワイトニング

自身の歯をより白く美しくしたいとお考えの方にはホワイトニングがおすすめです。ホワイトニングは薬剤を歯の表面に塗布し、食べ物の色素やタバコのニコチン、加齢などで歯の表面に入り込んだ着色汚れを取り除きます。

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあるので、自身のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。また、タバコのニコチンなどで黒ずんだ歯ぐきに薬剤を塗布することできれいなピンク色に近づけるガムピーリングもおすすめです。白く美しい歯と健康的なピンク色の歯ぐきを取り戻すことで、見た目の改善だけでなくメンタル的も向上するでしょう。

健康美を体現した美しい口元を意識するために

美しい口元と一口に言っても、解釈はさまざまだと思いますが、1つだけ確かなことは健康でなければ美容もままならないことです。つまり、口腔内環境を整えることなしに美しい口元を実現することはできません。そのため、審美歯科で適切な処置を受けつつ、健やかで美しい健康美を体現した口元を目指しましょう。

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