コーヒーの着色汚れから白い歯を守る秘訣とは?

2017.12.16 beautySUE

コーヒーを飲むと歯が黄ばむ理由

コーヒーによる着色汚れの原因は、コーヒーの主成分のひとつである「ポリフェノール」。コーヒーを飲むと、ポリフェノールが歯の表面でエナメル質を保護している「ペリクル」に付着します。そして、ポリフェノールとペリクルが反応することで色素が沈着することで着色汚れとなってしまうのです。

コーヒーによる着色汚れを防ぐ方法

歯の黄ばみが気になっている人は多いと思いますが、着色汚れを防ぐ方法はたくさんあります。コーヒー好きな人は、紹介する方法を普段の生活の中に取り入れてみてください。

方法1:コーヒーを飲んだらうがいをする

コーヒーを飲んだら、色素が歯に吸着される前に口をすすぎましょう。これを徹底するだけでも、コーヒーによる着色汚れはかなり防ぐことができます。洗口剤を使えばさらに効果的ですが、水だけのうがいでも十分に効果が期待できますよ。

方法2:ストローでコーヒーを飲む

熱いコーヒーをストローで飲むのは無理がありますが、アイスコーヒーであればストローを使って飲めますよね。ストローを使えば、歯がコーヒーと接触しにくくなります。直接グラスから飲むときと比べると、着色汚れは起こりにくいといえるでしょう。

方法3:着色汚れの原因になりやすい食物を避ける

コーヒー以外にも、紅茶やウーロン茶、コーラ、赤ワイン、ぶどう、ココア、チョコレートなども歯の着色汚れの原因となります。これらすべてを避ける必要はありませんが、歯の黄ばみが気になるのであれば少しだけ口にする量を意識してみることをおすすめします。

方法4:ガムを噛んで唾液の分泌を促す

唾液には自浄作用があるため、唾液の分泌を促すことで着色汚れの予防効果が期待できます。そこでおすすめしたいのが、ガムです。仕事中やテレビを見ている最中などにガムを噛むようにすると、歯の黄ばみを予防につながります。

方法5:丁寧に歯磨きする

きれいな白い歯をキープするためには、やはり毎日の歯磨きが基本です。毎日しっかり歯磨きをしているつもりでも、意外と隅々まできれいには磨けていないもの。フロスを使って、歯と歯の間に溜まっている歯垢などもしっかりと落とすようにしてください。

方法6:定期的に歯科医院に通う

お口にトラブルがあったときだけ歯科医院を受診する方も多いですが、定期的に通っていれば、きれいな歯を保つことができます。また、虫歯や歯周病予防のためにも定期検診は大切です。ぜひ時間を見つけて定期検診を受けましょう。

歯の着色汚れを落とすためには?

たとえ歯に着色汚れができてしまったとしても、焦ることはありません。そんなときは、ホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。ホワイトニング歯磨き粉にはポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトなど、着色汚れを落とす効果がある成分が含有されているため、歯を白く見せてくれます。

セルフケアだけでは満足できない方は、審美歯科のホワイトニングを検討してみましょう。セルフケアに比べると費用はかかりますが、その分、きれいに仕上がります。ただし、ホワイトニングでは差し歯や詰め物などは白くすることができないので、その点は注意してください。

日ごろのケアが肝心!きれいな白い歯をキープしよう

歯を白いままキープしたいのであれば、着色汚れの原因となるコーヒーをなるべく飲まないのが一番でしょう。とは言っても、歯をきれいに保つために好きなものを我慢するのはつらいですよね。

そんなときは、今回紹介した歯の着色汚れを防ぐ方法を実践してみてください。少し意識するだけでも、歯の黄ばみを防ぐことにつながるはずです。日ごろのケアを怠らず、きれいな白い歯をキープしていきましょう。

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