毎日歯磨きをしていても虫歯になる理由とは?

2018.07.04 healthオオタカ

毎日、歯磨きをしても虫歯になりやすい理由とは

並んだ歯

毎日同じように歯磨きをしていても、虫歯になりやすい人と、なりにくい人がいます。実は虫歯になりやすい人は口腔内環境がもともと虫歯になりやすい状態にあるのです。では虫歯になりやすい人の口腔内環境とは、どんな特徴があるのでしょうか。

特徴1:口の中に悪玉菌が多い

私たちの口の中には、数百種類もの細菌が生息しています。細菌には口腔内環境を正常に保つ善玉菌と、虫歯や歯周病などの原因になる悪玉菌があります。つまり、悪玉菌の比率が高くなると虫歯や歯周病になるリスクも高まるのです。もともと赤ちゃんの口の中には悪玉菌はいませんが、両親などから赤ちゃんの口の中が悪玉菌に感染します。

しかし、生後2歳半ごろまで悪玉菌の感染を防ぐことができれば、口腔内の善玉菌のバランスが安定し、将来も虫歯のリスクを減らすことができると言われています。つまり、幼少期に虫歯になったことの多い人は、大人になってからも虫歯にかかるリスクが高いと言えるのです。

特徴2:唾液の分泌量が少ない

唾液には抗菌化作用や歯の再石灰化作用など、虫歯のリスクを下げる役割があります。しかし、ドライマウスのように口腔内の唾液分泌量が減る症状がある場合、口の中が乾き唾液の中和力が下がります。

その結果、口腔に悪玉菌が増え虫歯リスクが高まるのです。唾液をたくさん出すためには「食事の際に食べ物をしっかりと噛む」「鼻呼吸を心がける」「唾液腺のマッサージをする」などの対処法があります。

特徴3:歯のエナメル質が薄い

歯の表面を覆うエナメル質には、歯の内側にある象牙質や歯髄などを強固に守る役割があります。エナメル質は鉄や真珠、ガラスなどよりも硬い性質を持っていますが、人によってはエナメル質が薄い場合があります。その場合、虫歯リスクが高まります。

特徴4:歯並びや噛み合わせが悪い

歯並びや噛み合わせが悪いと、歯磨きをする際に歯の隅々まで磨くことが難しくなります。その結果、歯に汚れが残って虫歯になるリスクが高まります。また歯ぎしりの原因にもなり、歯の表面のエナメル質を傷める可能性があり、こうしたことも虫歯のリスクを高める要因になります。

毎日、歯磨きをしても虫歯になる人の習慣

歯ブラシ

実は生活習慣の乱れも虫歯の原因として挙げられます。ここでは、虫歯になりやすい生活習慣を紹介します。毎日歯磨きをしていても虫歯になる人は、生活習慣見直しを検討しましょう。

習慣1:食生活

虫歯菌が好む糖質を多く含んだお菓子やジュースをはじめ、歯のエナメル質を溶かす炭酸飲料や酸性の強い食品などをたくさん食べていると、歯磨きを正しくしていても虫歯のリスクが高まります。1日に何度も間食をすることは、虫歯リスクを高めるので控えるべきです。

習慣2:タバコや過渡な飲酒

タバコは口の中を乾燥させ悪玉菌を増やすほか、歯ぐきの血行を悪くし、虫歯や歯周病のリスクを高めます。また、お酒のアルコール成分は口の中の水分を奪い取る原因に。これによって口の中が乾き、虫歯になりやすい口腔内環境を作ってしまいます。

習慣3:ストレス

ストレスも虫歯リスクを高める要因の1つです。緊張すると喉がカラカラになることがありますが、これは過度のストレスを感じると唾液の分泌量が減ってしまうからです。その結果、虫歯のリスクが高まります。

なお、歯ぎしりや食いしばりは歯のエナメル質を傷つけ虫歯リスクを高めますが、これらの癖はストレスが原因で起こることが多いと言われています。虫歯リスクを減らすためにもストレスをため過ぎず、睡眠を十分に摂るなどして体を休めることが重要です。

歯医者さんに行かない

たとえ歯に異常を感じなくても、定期的に歯科検診や歯のクリーニングを受けていないと、歯に歯石がたまり虫歯リスクが高まります。どんなに正しく歯磨きをしていても、歯石は歯医者さんでないと取ることはできません。定期的に歯科検診や歯のクリーニングを受けることは、正しい歯磨きと同様、虫歯予防のために不可欠な習慣なのです。

定期的に歯医者さんで定期検診を受けましょう

歯科医院

たとえ正しく歯磨きをしていても、虫歯リスクがゼロになることはありません。自分の口腔環境を理解したり、生活習慣を見直したりすることはもちろん、定期的に歯医者さんを受診して、検診や歯のクリーニングを受けるようにしましょう。

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