顔のむくみを取りたい!簡単にできる3つの対処法
顔がむくんでしまう原因
むくみは肌の下の細胞と細胞の間に余分な水分がたまることで起こります。その原因には次のようなことが考えられます。
原因1:水分や塩分のとりすぎ
暴飲暴食のあとや飲み会でたくさんアルコールを飲んだ次の日、顔がパンパンになった経験はありませんか?塩分を摂りすぎると血中の塩分濃度が上がります。するとそれを薄めようとして体が水分をためこみやすくなり、むくみにつながってしまいます。また、味の濃いものを食べるとのどが渇き、水分をとりすぎてしまうという悪循環にも陥るので注意しましょう。
原因2:寝不足または寝すぎ
睡眠不足になると血液を循環させる働きがスムーズにいかず、体の中に老廃物がたまりやすくなります。その結果むくみが出てしまいます。反対に寝すぎた場合にも顔がむくむことが。これは寝ている間ずっと横になっているため、頭部にリンパ液や水分がたまりやすくなることが原因です。
原因3:冷え
冷えると血行不良となり体中の血液の流れが滞ります。そのため、放っておくと老廃物がたまってむくみの原因となります。冬はもちろんですが、夏もクーラーの効いた場所では冷えやすいので気をつけましょう。
原因4:ホルモンバランスの乱れ
生理が始まる10日くらい前から、ホルモンバランスが変化します。すると新陳代謝が下がりむくみやすくなります。
簡単!むくみを解消する3つの方法
むくみは時間とともに解消されますが、お仕事がある日や人と会う約束がある日はなるべくスッキリした顔で行きたいですよね。そんな時に役立つ簡単なむくみ解消法を紹介します。
方法1:タオルパック
冷たいタオルと温かいタオルを交互にあてることで血管の拡張と収縮を繰り返し、血行を促進させます。即効性がありオススメです。
やり方
タオルを二枚用意し、一枚は冷たい水で濡らして絞り、もう一枚は濡らしてレンジで10秒ほどチンして蒸しタオルをつくります。それらを20秒ずつ交互に顔全体にあて、3回繰り返します。
方法2:首のリンパマッサージ
顔に近い首のリンパの流れをよくすることで、老廃物や余分な水分を排出できるようにします。クリームやオイルをつけるとやりやすくなります。
やり方
1 人差し指・中指・薬指の3本を耳の下にあて、軽く押す。
2 そのまま首筋に沿って鎖骨まで指を下ろし、鎖骨のくぼみに押し込む
3 20回ほど繰り返す
方法3:頭皮マッサージ
顔と頭皮はつながっているので、頭皮マッサージをすることで顔の血行やリンパの流れを促進できます。
やり方
頭を包むように両手の指の腹を頭皮にあて、頭全体を軽く押します。そのまま3~5分程度軽くマッサージします。
普段からできるむくみ予防
むくんだ時に対処するのも必要ですが、普段からむくみにくい体質をつくっておければベストですよね。次のような生活習慣をつけておけば、むくみを予防できます。
予防1:締めつけない服装で過ごす
スキニーパンツや細いヒールなどで過ごしていると下半身が締まり、どうしても血行が悪くなりがちです。むくみ予防のためには、なるべくゆったりした服装で過ごしましょう。特に夜寝るときのパジャマはリラックスできるサイズのものがオススメです。
予防2:こまめにストレッチ
デスクワークやスマホを見ていると、長時間同じ姿勢が続いてしまいます。そんな時は時々足首の曲げ伸ばしをしたり、肩を回したりしてストレッチをしましょう。寝る前に軽く首と肩回りのストレッチをするだけでも、翌朝のむくみが軽減しますよ。
予防3:食生活を見直す
塩分が高い食べ物は控えめにし、バランスのよい食事を心がけます。もし暴飲暴食してしまったら、カリウムを多く含んだ食材を摂るのがオススメ。体の余分な水分を排出する働きをしてくれます。カリウムはほうれん草やバナナ、リンゴなどに多く含まれています。
むくみを解消するうえで重要なのは生活習慣の改善
顔のむくみには食べ物や生活習慣が大きく関わっています。普段から気をつけるべきことに注意することで、できるだけむくみを予防しましょう。もし気をつけていたとしても、パンパンにむくんでしまうときがあったら、今回紹介した対処法をぜひお試しください。