唇が日焼けした場合の応急処置とその後のケア方法
唇が日焼けしたらどうなるの?
実は、唇はお肌よりも日焼けしやすい部位。唇は皮膚が薄いので、紫外線の影響を受けやすいという特徴があります。そのため、日焼けすると次のような症状が現れます。
・カサカサに乾燥したりひび割れたりする
・縦ジワが多くなる
・黒っぽくくすんでくる
・熱をもってヒリヒリ痛む
これらの兆候が現れたら、日焼け対策をしっかり行ったほうがいいかもしれません。
唇が日焼けした場合の応急処置
では日差しの強い日にお出かけして唇が日焼けした場合、どう対処すればいいのでしょうか。症状を悪化させないためには、次のようなケアが効果的です。どのケアも、その日のうちに行うことをおすすめします。
応急処置1:唇を冷やす
日焼けは火傷と同じ症状なので、炎症を鎮めるために冷やすのが効果的です。保冷剤をタオルやガーゼでくるみ、唇にあてて30分程冷やしましょう。
応急処置2:しっかり保湿する
日焼けした唇は乾燥しやすくカサカサになりがち。冷やした後は、ワセリンのように刺激が少ない油分を薄く唇に塗ります。こうすることで、外部の刺激から唇を保護することができます。
応急処置3:マッサージする
指でやさしくマッサージすることで、唇の血行を良くします。血行が良くなると唇に栄養が行き渡ったり、血色が良くなったりする効果があります。
応急処置4:ビタミンCを摂取する
ビタミンCを積極的に摂るとコラーゲンの生成が促進され、唇の組織の回復を早めてくれます。ビタミンCはアセロラやキウイフルーツ、赤ピーマンなどに多く含まれています。
どれも簡単にできる対処法なので、ぜひ試してみてください。ただし、水ぶくれができている場合など、重度の日焼けの場合はセルフケアをする前に専門の医療機関に相談するのがベストです。
プルプルリップに戻すためのケア方法
日焼けして荒れてしまった唇は、応急処置だけではなくその後もこまめにケアしてあげることで、プルプルになることが期待できます。次のようなケアで、潤いを保っていきましょう。
ケア1:「第三医薬品」のリップクリームを使用する
通常のリップクリームにも保湿効果はありますが、すでに日焼けして荒れた唇には「第三医薬品」と表示されているものがおすすめです。医薬品に分類されていて、荒れを改善する効果があります。
ケア2:唇パックをする
時間があるときは、ゆっくりと唇をパックすると潤いを取り戻すことができます。入浴後、唇が柔らかくなったときを狙ってパックしましょう。次の手順で行ってみてください。
STEP1:炎症に効果があるハチミツを唇にたっぷり塗る
STEP2:ラップを唇に密着させて保護する
STEP3:10分ほどおきぬるま湯で洗い流す
STEP4:リップクリームで保湿する
ハチミツの他にオリーブオイルやココナッツオイルでも代用できます。アレルギーに注意して、お肌に合うものを使用してみてください。
日焼けする前に予防しよう
日焼けの「予防」に勝るケア方法はありません。日頃から注意することで唇の日焼けを防ぎましょう。簡単にできる予防法をいくつか紹介します。
・SPF・PA表示のあるリップクリームを使用する
・ファンデーションを唇にも薄く塗る
・帽子や日傘などで直射日光を避ける
どの予防法も、日常生活に簡単に取り入れられるものです。毎日のちょっとしたケアで、唇を美しく保ちましょう。
プルプルリップを保つためにも唇の日焼け対策を
お肌だけではなく、忘れずに日焼け対策をしておきたい唇。プルプルリップは女性の魅力の1つです。1年中潤った状態を保つためにも、夏本番を前にしっかりとケアしていきましょう。