相手の笑顔が気になる原因は○○？～歯の本音調査第28回～

だらしのない人に見える……歯の黄ばみNGは共通認識？

アンケート結果1位は「歯が黄ばんでいる」で回答者は100人中59人でした。半数以上の人が歯の黄ばみに対して厳しい視線を向けていることが、今回のアンケート調査で明らかになりました。回答理由としては、「歯が黄色いと手入れをしていないのではないかと思う」という意見が多く挙げられました。歯の黄ばみは汚れが原因であることが多いため、歯が黄色いだけで「お口のケアができない人」というだらしないイメージを抱く人は少なくないようです。

また、「歯が黄色い人はタバコを吸っているイメージ」という声もありました。タバコを吸うと歯が黄ばみがちなため、タバコが好きではない人は、歯の黄ばみに対して余計に敏感なのかもしれません。汚れが原因の歯の黄ばみは、自身のケアや歯科医院でのクリーニングなど、本人の努力次第でかなり改善されます。まずは、日々の歯磨きをしっかりと行うことから始めてみてください。

歯並びが悪いと清潔感のないイメージに

次に票が多かったのは「歯並びが悪い」で、回答数は100人中23人でした。歯の黄ばみと比べると回答数は少ないものの、4分の1ほどの人が笑った際に見える歯並びを一番に気にしているようです。回答理由で多く挙げられたのは、「清潔感がない印象を受ける」というもの。笑った時にはどうしても歯並びが露わになるので、この際に歯並びが乱れていると清潔感がないように感じられてしまうようです。

また、「自分の歯並びが悪いから気になる」という意見も多数見えられました。自分がコンプレックスを持っているからこそ、他の人の歯並びにもつい目がいってしまうという人は少なくないようです。歯並びをどうにかしたいと考えるのであれば、歯列矯正が最善の解決策になるでしょう。歯列矯正は時間も費用もかかりますが、見た目の改善はもちろんのこと、歯の機能性アップにもつながります。歯並びで悩んでいる人は、歯列矯正を検討しましょう。

口角が上がっていないと作り笑いに……

歯の黄ばみ、歯並びほどではないにしても、意外と多くの人が気にしているのが「口角が上がっていない笑顔」のようです。100人中17人が回答しています。回答理由の大半は、「本心から笑っているように見えない」というもの。口角が上がっていないと作り笑いに見えるため、相手も楽しい気分になれないようです。また、人によっては機嫌を損ねてしまったのではないかと不安になることもあるようです。

また、少数派の意見としては「口角を上げることは意識すればできるから」というものがありました。口角を上げずに笑う癖がある人も、意識してトレーニングすることで改善する見込みはあります。頬の筋肉を鍛えることで口角が上がりやすくなるので、気になる方はぜひ今日からでもトレーニングを始めてみてください。

ガミースマイルが気になる人はごく少数

4位の「ガミースマイルである」と回答した人は100人中たったの1人。ガミースマイルを気にしている人は少なくないようですが、相手のガミースマイルが気になる人は思いのほか少ないようです。「ガミースマイルである」の回答理由は、「どうしても気になってしまう」というもの。多くの人がガミースマイルをそれほど気にしていない一方で、自然と歯ぐきに目がいってしまうという人も一定数いるのかもしれません。

とはいえ、残念ながらガミースマイルは自力で治せるものではありません。根本的に治すためには、外科的治療を検討する必要があります。気にする人が少ないことを考えると、無理に治療をする必要はないかもしれませんが、コンプレックスになるようでしたら、専門の医療機関に相談しましょう。

印象アップにつながる素敵な笑顔を手に入れよう！

第一印象を決める要素はいくつかありますが、その中でも表情は非常に重要です。そのため、笑顔が魅力的だとそれだけで印象アップにつながるでしょう。また、良い笑顔にはその場を和ませてくれる効果もあるだけに、印象に気を使うことは社会人として過ごすうえでは欠かせない要素です。

「自分の笑顔に自信がない」という人もいるかもしれませんが、努力次第でより素敵な笑顔を手に入れることも不可能ではありません。まずは自身の笑顔が周囲にどう見られているのか。そこを知ることから始めましょう。そして、もし印象ダウンの要素があったとしたら、改善策を検討するようにしましょう。

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