みんなが使ってみたい市販のホワイトニンググッズは〇〇!~歯の本音調査第21回~
圧倒的人気を誇ったのは定番の「ホワイトニング歯磨き粉」
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2018年8月5日~2018年8月15日
有効回答数:100サンプル
調査機関:i2iポイント
【回答結果】
ホワイトニング歯磨き粉 68%
歯の消しゴム 23%
歯のマニキュア 8%
ホワイトニングテープ 1%
アンケート結果を見ると、1位はダントツで「ホワイトニング歯磨き粉」でした。回答数は100人中68人で7割弱の人が選択しています。ホワイトニング歯磨き粉の人気の理由は、やはりその手軽さ。普段使っている歯磨き粉をホワイトニング歯磨き粉に変更するだけなので、デンタルケアにプラスして時間をかける必要はありません。忙しくてゆっくりとデンタルケアをする時間がない人にとっても嬉しいアイテムだと言えるでしょう。
また、「他のホワイトニングアイテムはよくわからないから」という意見も散見されました。今回のアンケートの選択肢は「ホワイトニング歯磨き粉」「歯の消しゴム」「歯のマニキュア」「ホワイトニングテープ」の4つです。ホワイトニング歯磨き粉以外はあまり一般的に知られているアイテムではないので、なんとなく不安に感じてしまう人も多いようです。
最近では、ホワイトニング歯磨き粉にもさまざまな種類があります。いくつかの商品を試して自分に合うものをセレクトしてみると良いかもしれませんね。
・手軽にホワイトニングが始められるし、生活習慣の延長でケアできるから。(30代女性)
・歯磨き粉なら、普段の歯磨きで手軽にホワイトニングができそうだから。(40代女性)
・他のものより手軽で、特に身構えることなく使用できそうなので。(30代女性)
試してみたい人多数!ネーミングが印象的な「歯の消しゴム」
アンケート2位は「歯の消しゴム」で、回答者数は100人中23人でした。約4分の1の人が歯の消しゴムを使ってみたいと思っているという結果になりました。歯の消しゴムを選んだ理由でもっとも多かったのは、「面白そうだから」というもの。ユニークなネーミングに好奇心を刺激される人は少なくないようです。また、歯の消しゴムはお手頃な値段で購入できるため、気軽に試せるという意見もありました。使い方が簡単なこともあり、初めての人にとってもハードルは高くないと言えるでしょう。
少数派の意見としては、「ホワイトニング歯磨き粉で効果が感じられなかったから」というものがありました。ホワイトニンググッズで一番知名度が高いホワイトニング歯磨き粉ですが、歯が白くなるのを必ずしも実感できるわけではありません。そのため、他のアイテムを試してみたいと思う人もいるようです。
なお、歯の消しゴムはドラッグストアで購入できますが、歯科医院でも取り扱いがあります。研磨剤で歯に傷がつくことが心配な人は、歯科医院での購入をおすすめします。
・ネーミングが気になる。どういう原理なのか非常に興味があり。(40代男性)
・使いやすさ、ネーミングから効果を期待できそうだから、価格も手頃だから。(40代女性)
・面白そうだし、楽しめる感じだから。子どもとも遊びながらできそう。(30代女性)
手軽に歯を白くしたいなら!「歯のマニキュア」
3位は「歯のマニキュア」で、回答者数は100人中8人と少なめでした。しかし、興味を持っている人は一定数いるようです。歯のマニキュアを選んだ理由で多かったのが、「確実に白くできそうだから」というもの。ホワイトニング歯磨き粉や歯の消しゴムは汚れを落とすことによって歯を白くしますが、なかなか落ちない頑固な汚れもあります。そのため、絶対に歯が白くなるわけではありません。
一方の歯のマニキュアは塗料を歯に塗るため、一時的とは言え、歯の見た目が白くなります。特に大事なイベントを控えている時などは、歯のマニキュアを重宝することもあるかもしれません。
また、一部ではありますが「研磨剤で歯を削りたくない」という声もありました。歯の汚れをしっかり落とすことは大切ですが、デンタルケアをしすぎて歯が削れると知覚過敏などの原因となります。その点、歯のマニキュアであればそうした心配は少ないようです。
・手軽に白くできそうだし、磨いてもなかなかとれない頑固な汚れも白くできそうだから。(40代女性)
・確実に白くなりそうだから。手軽にできるし、病院に行く時間がなくても家でできそう。(20代女性)
・他の方法は研磨によるホワイトニングで、歯を痛めてしまいそうだから。(30代男性)
実はアメリカでは大人気!「ホワイトニングテープ」
「ホワイトニングテープ」は残念ながら人気は乏しく、回答者はたった1人でした。ホワイトニングテープには過酸化水素が含まれており、この効果によって歯を漂白します。きれいに漂白するにはきちんとテープを貼ることが大切ですが、練習して技術を上げれば自宅で気軽にホワイトニングの処置が行えます。
ただし、日本では過酸化水素が6%を超えると劇物として指定されるため、ドラッグストアなどでは販売できません。また、ホワイトニングテープを使用することにより知覚過敏になるリスクもあります。これらの理由から、ホワイトニングテープは日本ではあまり浸透していないようです。
テープでどれくらいの成果がでるのか試してみたい。テープという点で試しやすさがある。(20代女性)
さまざまなグッズを試してみて、自分に合うアイテムを選びましょう!
ホワイトニング歯磨き粉をはじめとして、セルフケアで使えるホワイトニンググッズはたくさんあります。「歯科医院のホワイトニングは高くてちょっと……」という人は、ぜひ気になったホワイトニンググッズを試してみましょう。歯の美白ケアは自分に合うアイテム選びから始めましょう!
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