これでもう嫌がらない!子どもに楽しく歯磨きさせる方法4選
歯磨きが嫌いな子どものために
どうして子どもが歯磨きを嫌がるの?
何対しても拒否反応を示しがちなイヤイヤ期はしょうがないとはいえ、そもそも子どもはなぜ歯磨きを嫌がるのでしょうか。まずは原因を理解することで、ママとパパの歯磨きに向き合う心持ちも変わってくるはずです。
気づいていますか?3つの原因
原因1:ママとパパの顔が怖い
無理やり押さえつけて仕上げ磨きをしたり、嫌がっているからと短時間で終わらせようと必死になっていたりすると、知らず知らずのうちに眉間にシワが寄って怖い表情になっていることも……。これではお子さんにとって“歯磨き=恐怖の時間”になってしまうのも無理ありません。
原因2:歯ブラシに違和感がある
口の中に歯ブラシが入る感覚を嫌がったり、歯ブラシが硬すぎて痛がったりしている可能性もあります。特に下の歯よりも上の歯を磨く時に嫌がる子が多いようです。歯ブラシを嫌がっているのにそのまま使い続けるようだと、なかなか歯磨きを好きになってくれないかもしれません。
原因3:口を長く開けるのがつらい
仕上げ磨きで上を向いて口を開け続けると、まだ小さい子どもだとすぐに疲れてしまいます。また大人のようにたまった唾液をうまく吐き出せないので、それで気持ち悪さを感じてしまうこともあるそうです。子どもの歯を隅々まで磨きたいのはやまやまですが、なるべく時間をかけないようにしてあげたいですね。
歯磨きが楽しくなる4つの方法
ではお子さんが歯磨きを好きになってもらうためにはどんな工夫を施すべきでしょうか。ママとパパも楽しく笑顔で歯磨きできる方法を紹介します。家族みんなで試して、楽しい歯磨きタイムにしましょう。
方法1:ママやパパと磨き合いっこ
1歳を過ぎたあたりからオススメの方法です。大人の歯をお子さんにブラッシングさせてあげましょう。その時ママとパパがスッキリしたと笑顔になれば、「歯磨きは気持ちがいいものなんだ」ということを子どもも本能的に理解してくれるはずです。また、大人の歯を磨くのに夢中になっている間にお子さんの歯磨きをすると、あまり嫌がらずに磨かせてくれます。
方法2:歯磨きカレンダー
シールを貼って遊ぶようになったらぜひ試してほしい方法。100均などでカレンダーと可愛いシールを用意し、毎日歯磨きが終わるたびに1枚シールを貼っていくだけ。簡単ですが、シールを集めたいという気持ちが歯磨きのやる気につながっていきます。
方法3:動画に合わせて楽しく歯磨き
イヤイヤ期や2~3歳の何でも自分でやりたがる時期にオススメの方法。YouTubeなどの動画サイトにある歯磨きの歌を流し、それに合わせて歯磨きをさせます。口の中の菌がきれいになるアニメーションも多いので、歯磨きの大切さも伝わりやすくなります。仕上げ磨き専用の歌などもあるので、ぜひお子さんと一緒に好きなものを選んでみてください。
方法4:鏡で口の中を見せてあげよう
歯科医院に通う際、口の中で何をされているのかわからないと不安になりますよね。子どもも同じで、歯ブラシが口の中に入ることに不安を感じている場合もあります。そんな時は小さな手鏡などを持たせ、「お口の中の菌をこうやってお掃除しているんだよ」と説明しながら歯磨きを見せてあげましょう。お子さんは歯磨きに興味を持ち、やり方も覚えることができます。
歯ブラシ選びのポイント
子どもが歯ブラシ自体を嫌がるケースもあることは前述しましたが、すぐにダメになるからと適当に選んではいけません。実は歯ブラシも歯磨きを楽しむための大事なアイテム。以下のように選び方を取り入れましょう。
ポイント1:自分で選ばせる
ドラッグストアにはさまざまなキャラクターが描かれているものや、カラフルなアイテムがあります。お子さんが歯ブラシを自分で選ぶと、それを使って歯磨きしたい気持ちが高まるはずです。
ポイント2:歯ブラシは柔らかいものがベスト
歯ブラシの毛先はできる限り柔らかいものを選びましょう。硬いと歯ぐきに当たって痛がる可能性があり、まだ弱い小さいお子さんの歯の表面を傷つけることもあります。
親御さんが歯磨きタイムに工夫を!
最近は子どもが歯磨きを楽しめるアイデア商品もどんどん増えています。また、歯科医院でも予防歯科に力を入れているところが多く、子どもに歯磨きの仕方をしっかり教えてくれます。正しい磨き方で楽しく歯磨きをすれば、いつもピカピカの歯でいられるはず。なので小さな子を持つ親御さんは、できるだけ歯磨きタイムを楽しくできるよう、工夫を盛り込むようにしましょう。