子どもの好奇心をくすぐる“おもしろ歯ブラシ”と「歯磨きタイム」を楽しくする工夫

こんなものまで!?思わず歯磨きが楽しくなる歯ブラシ

歯科医院やドラッグストアなどで販売している子ども用の歯ブラシ。安価で使いやすいことから、使用している方も多いと思います。しかし、お子さんから見ると少し味気なく、歯磨きの時間がつまらないと感じてしまうことがあるかもしれません。そこで、子どもの好奇心をくすぐるような“おもしろ歯ブラシ”をいくつか紹介します。

動物型の歯ブラシ

動物の形を模した歯ブラシを見ているだけで、お子さんはワクワクしますよね。好きな動物を選べば、人形として置いてあるだけで愛着がわいてきます。動物型の歯ブラシには、以下のような種類があります。

・おへそのボタンを押すとカバやライオンの首がスーッと伸びて、頭の部分が歯ブラシになるタイプ
・持ち手がリング型になっており、その部分が動物の顔の形をしているタイプ
・持ち手が動物の形になっている、電動歯ブラシタイプ

光る歯ブラシ

ボタンを押すと柄の部分やヘッドの部分がピカピカと光る歯ブラシです。七色に光るタイプもあります。歯磨きの時間がきたら、まずは電気を消してピカピカ光らせてみましょう。それだけで子どもの興味を引くことができ、その後のブラッシングも楽しい時間になります。

柄の部分にお菓子が入った歯ブラシ

持ち手の部分が透明になっており、中にお菓子が入っているタイプ。お子さんは大興奮……かもしれませんが、磨き終わった後に「お菓子を食べる！」となってしまうと歯磨きをした意味がなくなるので、あくまで歯磨きを楽しむきっかけとして使いましょう。

おもしろい歯ブラシホルダー

歯ブラシではありませんが、歯ブラシを置いておくホルダーを変えるのもおすすめです。動物の足や口で支えるタイプのもの、キャラクターが描かれたスタンドタイプのものなど、洗面所が明るくなるようなものがいろいろあります。

普通の歯ブラシでもお子さんが楽しく磨ける工夫

もちろん、普通の歯ブラシでも「楽しい歯磨きタイム」にする方法はあります。どれも簡単にできるので、気になったら実践してみてくださいね。

スマホアプリを活用する

最近は「歯磨きアプリ」なるものが次々と登場しています。お子さんにおすすめなのは、歌やダンスに合わせて歯磨きできるアプリ。可愛いキャラクターと一緒に歯磨きに取り組めるので、楽しめること間違いなしです。毎日使えば、そのアプリをきっかけに自分から歯磨きする習慣がつけられます。

歯ブラシや歯磨き粉をお子さんに選んでもらう

お子さんが好きなキャラクターの歯ブラシや、好きな味の歯磨き粉、気に入った歯ブラシホルダーなどを選ばせてあげましょう。自分で選ぶことでアイテム自体に興味が湧き、歯磨きの時間が楽しみになるかもしれません。

歯ブラシをデコレーションする

お子さんと一緒に歯ブラシにシールを貼ったりペンで絵を描いたりしてデコレーションすると、世界にひとつだけの歯ブラシが完成します。歯ブラシに名前をつけて愛着をアップさせるのもおすすめです。

楽しい歯磨きをする時の注意点

お子さんの好奇心をくすぐる歯ブラシや取り組み方はさまざまですが、本来の歯磨きの目的はしっかりとプラークを落として虫歯を予防すること。その目的のために、楽しい歯磨きを実践する際も以下の点には気を配るようにしましょう。

毛先がかたい歯ブラシは選ばない

どんなに見た目が面白くかわいくても、毛先のかたい歯ブラシは歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。かたさはふつうからやわらかめのものを選ぶようにしましょう。また、ヘッドが大きすぎると奥のほうまで磨けないので、海外の歯ブラシを使うときなどには注意が必要です。

仕上げ磨きは必ずしてあげる

“おもしろ歯ブラシ”で楽しく磨けたあとは、必ずパパやママがきちんと仕上げ磨きをしてあげましょう。また仕上げ磨き用の歯ブラシは歯科医院で売っている仕上げ磨き専用のものなど、できるだけきちんと磨けるものを選ぶようにしましょう。

衛生的な歯ブラシを選ぶ

お子さん用の歯ブラシは大人用以上に、渇きやすく菌が繁殖しにくいものを選びましょう。ナイロンをはじめとした、ポリプロピレンなどの化学繊維を用いた歯ブラシがおすすめです。

パパやママも一緒に楽しみましょう

歯ブラシを変えるなどのちょっとした工夫で、お子さんとの歯磨きは楽しい時間に変わります。重要なのは、パパやママも一緒に楽しもうとする姿勢です。楽しい虫歯予防に、ぜひ今日から取り組んでみてください。

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