【医師が回答】歯の痛みをなんとかしたい！痛みの原因から対処法まで詳しく解説

実際にお口の中を拝見してみないと詳しいことは言えませんが、冷たいものがしみるということは知覚過敏もしくは虫歯の可能性が考えられます。
知覚過敏か虫歯かご自分で判断するのは、難しいと思いますので、一度歯科医院で診てもらうことをオススメ致します。
医療法人社団　悠和会　北野坂鳥居歯科医院／鳥居 秀平

健康な歯でも冷たいものを飲んだり、食べたりするとしみることはございます。
多くは「知覚過敏」でありますが、中には虫歯の場合もあります。知覚過敏は、歯ぐきが下がって、元々歯ぐきの中にあった歯の部分が見えたりすると、そこがしみることになります。また歯肉炎で歯ぐきが炎症を起こした場合も、しみることもあったりします。
虫歯の確認も兼ねて、お近くの歯科医院で確認していただくとよいでしょう。
知覚過敏であれば、簡単なシミ止め処置でよくなったりします。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

虫歯でも知覚過敏でもしみることはあります。
なので、これだけの情報ではどちらとも言えませんが、健康な歯ではその様なことは起こりえませんのでいずれかだと思われます。その歯の今の状態を見ていないので、虫歯とも知覚過敏とも断定はできませんので、しっかり歯科医院を受診してみてもらってください。
みらい歯科・こども矯正歯科／中村 好一

甘いものでしみるのは、知覚過敏症の１つかもしれません。
もちろん虫歯でも甘いものでしみることはございますので、歯科医院で虫歯なのか、知覚過敏でしみるのかをご確認いただくとよいでしょう。
知覚過敏であれば、歯科医院で簡単なシミ止めぐらいで処置が済みます。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

そうですね、起床時に痛まれているとなると、確かに歯ぎしりや食いしばりは考えられますね。ご家族からご指摘されたことはないですか？または、朝から鏡でご自身のお口の中を見られて、舌や頬粘膜に歯型はついてないですか？
もし、そういうものが見られた場合は夜間就寝時の問題かもですね。これは、私自身の経験ですが、ストレス（学生時代のテスト前など）を抱えていた時は、特に歯ぎしりをしていたようで自身の歯ぎしりで目が覚めていたほどです。その後、テストが終わると目が覚めなくなるという経験をしたことがあります。やはり全身繋がっているのだなと感じた経験でした。
うにょさんの今回のお痛みが私と同じかはやはり、診察を受けて見られないと分かりませんので、お早めに受診されることをおすすめ致します。
みらい歯科・こども矯正歯科／中村 好一

歯科医院の診断で虫歯、歯周病でもないと診断された場合、歯が痛く感じる原因は歯根膜炎（過度な負担）、不定愁訴（原因がその歯に限らない等）が考えられます。歯ぎしり、くいしばりをしている可能性があるのであれば歯根膜（骨と歯根の間にある靭帯）の炎症が疑わしい為、まずは噛み合わせの調整、夜間マウスピース使用を優先し、改善しないのであれば他の歯も疑う必要があります。また、口腔内が原因でなく歯が痛くなることもある為、早期に精密な診査、診断する歯科医院を受診する事をお勧めします。
用賀駅東口歯科／袴田 明彦

虫歯でなくても、一時的な刺激によって、歯が痛むことはございます。
朝起きた時に痛む場合は、夜間の歯ぎしりや食いしばり等、不都合な歯の負担が考えられます。
夜間の負担を軽減する目的で、「ナイトガード」（マウスピース）をしてみるのも１つでしょう。それで痛みがなくなるなら、夜間の不都合な負担であったということが考えられます。
お近くの歯科医院でご相談下さい。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

お話を伺った限り、知覚過敏の症状が出ているかと思われます。
また夜に歯ぎしりや食いしばりをされる方はしみや痛みの症状が出やすくなってきます。
知覚過敏の治療やナイトガードの装着の必要性が考えられますので、一度歯科医院で診てもらうことをオススメ致します。
医療法人社団　悠和会　北野坂鳥居歯科医院／鳥居 秀平

歯の痛みはお辛いでしょうね。
歯磨き時に痛みが増すようなら、「知覚過敏」の症状が重いものなのかもしれません。
単にストレスだけで痛みが発生するかどうかは不明でありますが、ストレスにより、日頃も食いしばり症状があったりすると、過度な負担により、痛みを助長することは考えられます。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

歯の内部には歯髄腔と言われる神経や血管が通っている空洞があり、虫歯や治療途中の歯があると、血管や膿に神経が圧迫されて痛みを感じる場合があります。このような痛みは健康な歯ではほとんど起こることがありません。ですので、飛行機に乗ったり、山に登ったりする予定がある場合は、事前に歯の治療を済ませておくことがベストです。
医療法人社団　悠和会　北野坂鳥居歯科医院／鳥居 秀平

飛行機に乗った際に、気圧の変化によって歯の痛みを感じることは確かにございます。他には、登山で高い山へ登ったときに一時的に痛みに襲われることもそうです。「航空性歯痛（こうくうせいしつう）」とも言われています。
ただ、健康な歯であれば痛みを感じることは少なく、治療中の歯であったり、適切に処置していなかったりする歯に、このような症状が起こりますので、一度歯科医院で確認していただくとよいでしょう。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

歯科医院で虫歯でも歯周病でもないと言われ、口腔外科への受診を勧められたとのことですが、口腔外科では顎関節症だけではなく、一般的な歯科で原因不明とされた歯痛の診査、診断を行なっているところもありますので、相談してみてもよろしいかと思います。
私が大学病院勤務時は、しばしば原因不明の歯痛の患者さんが歯科医院からの紹介状を持って受診しておられましたが、歯痛の原因は虫歯や歯周病だけではなく、神経痛、歯ぎしりや食いしばり、ストレスなど様々です。原因が１つではない場合もあります。
もしお近くに歯科大学の大学病院があるようでしたら、一度受診して相談されてみてはいかがでしょうか？
アイビーデンタルクリニック／大澤 賢次

歯が痛いとほんとに不快ですよね。
奥歯の痛みについて、お近くの歯科医院で確認してもらって、原因がわからないということですが、そのような場合も確かに私もあります。
虫歯でもなく、歯肉の炎症でもなく、調べても問題がない場合は、一時的な神経が過敏になっている状態という場合もあります。鎮痛剤で時間を置いてみて、落ち着いてしまえばよいでしょうが、痛みが続くならば、詳しく調べたいと思えば口腔外科受診でもよいでしょう。
一時的に神経が過敏になるのは、歯ぎしりなど不都合な力によるもの、レントゲンなどでは確認できない亀裂、あるいは全身症状の１つという場合もあります。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

現在は、医院で処方する鎮痛剤も、ドラックストアで薬剤師の許可によって、同じ効能のものを購入することができますので、ドラッグストアでご相談いただくことはよいでしょう。
ただ、ドラッグストアも薬剤師が在中していない時間帯は、鎮痛剤の販売もできないことになりますので、ご注意下さい。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一

お子様であればカロナール、大人であればロキソニンが市販でも購入できる痛み止めとしてあげられます。
ただし、痛み止めの服用は一次的に症状を和らげる対症療法でしかなく、根本的な治療にはなりませんので、なるべく早く歯科医院を受診するようにしてください。
医療法人社団　悠和会　北野坂鳥居歯科医院／鳥居 秀平

歯痛がひどいときに飲んでいけないものや食べていけないものは特にはありませんが、血行がよくなると歯痛も増大することはありますので、そのような食べも物や飲み物は控えたほうがよいかもしれません。
また、歯痛がどういう原因で起こっているかでも、食べ物や飲み物も違ってきます。
例えば、知覚過敏で冷たいものでしみる痛みなら、温かいものなら大丈夫だったりします。
たけうち歯科クリニック／竹内　 伸一