【医師が回答】甘いものを食べたら「歯がしみる」それって知覚過敏じゃないかも?

2019.07.11 healthHa・no・ne編集部

甘いものが歯にしみる!その原因とは…?

違和感を感じたとき歯にはどんなリスクが潜んでいる?

 お悩み  奥歯がしみる
甘いものを食べたとき奥歯がしみるのですが、虫歯ですか?

松本先生

甘いものを食べた時にしみるとの事ですが、しみるのは瞬間的でしょうか?冷たいものや熱いものを飲食した場合にも同様の症状がありますでしょうか?確かに虫歯でしみる場合もありますが、他に原因がある場合も考えられます。知覚過敏もそうですが、歯周病の進行により歯茎が下がって歯根が露出している場合や歯ぎしり・食いしばりが原因で、歯が欠けたりヒビが入っていても同様の症状を訴えられる方がいらっしゃいます。
とにかく何か原因があって症状が出ているので、早めの歯科受診をお勧めいたします。
医療法人社団MDC みらい歯科クリニック/松本 武

瀬戸先生

甘いものを食べた時にしみるとのことですが、最後に歯医者さんに行ったのはいつですか?
もし、1年以内に行ったのであれば虫歯の可能性は少ないです。

虫歯かどうかはかかりつけの歯科医院でレントゲン等を調べれば明らかになりますが、
この回では虫歯以外でしみる可能性についてお話します。

虫歯でなくても歯がしみる理由として知覚過敏という状態になっている可能性があります。
ざっくりいうと、
それぞれの歯の神経はエナメル質というきめが細かいカルシウムの殻で保護されています。
エナメル質は食品中の酸にとても弱い性質を持っています。
特に甘い食べ物や飲み物は酸性度が高い食品の代表です。
もしもまおさんが習慣的に甘いものを召し上がっているとしたら
エナメル質のきめが荒れて傷んでいる可能性があります。
きめが荒くなったエナメル質は刺激が神経に伝わりやすくなるので、
食品の刺激(温度や酸味・甘味・辛味)に敏感になってしまうのです。

知覚過敏は刺激物が歯に触れた時だけ痛むのが特徴なので、比較的我慢されてしまうことが
多いです。
そのため治療が遅れてしまい、神経の炎症を引き起こすことがあります。
すると、治るのに時間がかかったりしますので、
早めの受診をオススメします。
瀬戸歯科医院/瀬戸 成

https://ha-no-ne.com/question1/detail424.html

意外にも、冷たいものを飲食したとき以外に、甘いものであっても歯がしみることがあるとのこと。このように「歯がしみた」症状の裏には、想像していなかった原因がひそんでいる可能性がありそうです……。


 お悩み  虫歯じゃないのに歯が痛い
チョコレートやグミのような甘いものを食べると両方の奥歯がしみるので、もしや虫歯かと思い、歯医者さんに診てもらったのですが、虫歯ではないようだと言われました。虫歯でないとすると、どんな可能性が考えられるでしょうか?

清水先生

しみる症状があると心配ですね。
もし、虫歯でないとすると、知覚過敏や歯の亀裂などが考えられます。どちらも、甘い物がしみる症状が出ます。また、神経の突然死や、かみ合わせ、歯周病なども考慮する必要があります。
磨き残しが多いと、虫歯を見落とすこともありますので、注意が必要です。
清水デンタルクリニック/清水 雄一郎

https://ha-no-ne.com/question1/detail246.html

なんでも、磨き残しが多いと、虫歯を見落とす危険性が……。そもそも、虫歯だった場合、どのような部分に多くできる傾向にあるのでしょうか?

虫歯ができやすい部分と虫歯にならないための生活習慣

 お悩み  虫歯のできやすい場所は?
虫歯は奥にできやすい勝手なイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょうか?

竹内先生

虫歯ができやすい場所=汚れが残りやすい場所ということで、3大不潔域といわれています。
・奥歯の咬み合わせの面の溝(小窩裂溝)
・歯と歯の間(隣接面)
・歯と歯肉の境目(歯頸部)

もちろん奥は前よりも見えにく所なので、磨きにくい場所で虫歯にもなりやすいとも言えます。
このあたりを気を付けて、ブラッシングするようにしてみてください。
たけうち歯科クリニック/竹内  伸一

https://ha-no-ne.com/question1/detail669.html

いかがでしょう?トラブルのおきている歯の位置に該当していた場合は、注意が必要ですね。しかし、どういった方が虫歯になりやすいのか気になりますよね。
以下で、専門家が虫歯にならないための生活習慣を提案しているので、チェックしてみましょう!


 お悩み  虫歯にならないための生活習慣改善
子どものころから歯磨きしていても虫歯になりやすいのですが、
これを改善するために行うと良い、または見直すと良い「生活習慣」などありますか。

竹内先生

虫歯にならないための生活習慣改善では、
1)ダラダラ食いを止めるー食べる量ではなく、食べる回数
飲食の回数が増えると、お口の中で脱灰に傾く時間が長くなり、虫歯ができやすくなります。例えば、同じ数のチョコレートを、「数時間おきに食べる人」と「一度に全てを食べる人」では、「数時間おきに食べる人」のほうが虫歯のリスクが高まります。食べる量ではなく、食べる回数が大きく影響することがわかります。虫歯にならないようにするためには、時間を決めて間食を取ったり、飲食の回数を減らしたり、規則正しく食事をとることがとても大切です。

2)就寝前の歯磨き
就寝中は唾液の出る量が減るため、お口の中の細菌が繁殖しやすい状態となります。寝る前には歯を磨くことをお勧めします。

3)一口30回噛む
唾液の分泌を促進することでプラークの形成を防ぐことができます。噛むことによって、唾液流出が促進されて、唾液の虫歯予防効果が促進されることになります。

このようなことに気を付けて生活してみましょう。
たけうち歯科クリニック/竹内  伸一

https://ha-no-ne.com/question1/detail775.html

みなさんは虫歯にならないための生活習慣ができていましたか?もしそうでない場合は、今日からすぐに取り入れていきましょうね。

歯のトラブル…すぐに尋ねられる歯医者を見つけよう

 お悩み  どの歯医者に行けばいいか分かりません
少し歯が痛くなってきたので、歯医者に行こうと思っていますが引っ越したばかりで、かかりつけの歯医者がありません。ネットで調べてもたくさんあるので、どこの歯医者がいいのか分かりません。何か歯医者を選ぶ基準があれば教えて頂きたいです。

松本先生

歯医者選びは難しいですよね。ただ選ぶ基準は千差万別だと思います。クチコミを当てにしたり、他人がおすすめする歯科医院を受診しても、歯医者と自分の相性が悪いと足が遠のいてしまいますから。ただ私が受診するとしたら、しっかり話を聞いてくれるカウンセリングシステムが整っていて、使用器具の洗浄・滅菌が行き届いている清潔感のあるクリニックを選択すると思います。また治療終了後もお口の健康を保つために、定期的な来院を勧めてくれる歯科衛生士が在籍していることも重要だと思います。
医療法人社団MDC みらい歯科クリニック/松本 武

日高先生

きちんと治療することは大切ですが、その後の管理が何より大切なので、衛生士が在籍しており、定期検診のシステムがあるところがよいかと思います。虫歯の治療であれば小さければ削る必要がないこともあるので、控えめな治療をしてくれるような、予防歯科があるところがよいかもしれません。ただ実際はいってみないと分からない事は多いと思いますので、説明を聞いて話してみて納得できるかがポイントでしょう。
医療法人社団 優愛歯会 六本木駅前歯科/日高 大次郎

https://ha-no-ne.com/question1/detail429.html

歯のトラブルが起きてから、歯医者に駆け込む……という患者さんは多いそう。しかし、それでは手遅れになってしまうケースもあります。日頃から定期的な検診で、かかりつけの歯医者を見つけておくなどして、いざというとき、すぐに尋ねられる環境が好ましいですね。

※上記は専門のドクター・歯科衛生士による返答は、治療行為ではありません。これらのサービスは自己の責任において利用し、必要ならば適切な医療機関の受診等、自身の判断でおこなってください。実際に医療機関を受診する場合、治療方法等に関しまして医師によくご相談ください。

歯科医院検索サイト「歯科タウン」:https://www.shika-town.com/

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