歯医者でのホワイトニングって保険適用じゃないの?なるべく安く歯を白くする方法は?

2017.03.29 health木村由奈

ホワイトニングの保険事情と相場について

ホワイトニングの保険事情

デンタルケア

結論から言ってしまうと……残念ながら保険は適用されません。なぜなら保険制度は、病気を治すための制度だからです。例えば虫歯や歯周病などを放っておけば、歯を失う可能性がありますよね。歯を失えば、食べることに支障をきたすこともあるので保険は適用されます。でも、ホワイトニングは歯の色を白くするという美的向上が目的なので、保険が適用されないというわけです。

ホワイトニングの相場は?

相場

ホワイトニングには主に「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があり、それぞれ相場が異なります。

・オフィスホワイトニング(1回):1回につき 1~5万円
・ホームホワイトニング:2~5万円

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行う方法で薬剤を塗布し特殊な光を照射すること歯を白くします。一方、ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースを作ってもらい自宅で行う方法。専用の薬剤をマウスピースに付けて、自分で装着します。

一見、専門家にやってもらえるし費用も変わらないから「オフィスホワイトニングのほうがいいじゃん!」と思うかもしれませんが、上で示した相場価格は1回の費用です。ある程度の白さまでホワイトニングするなら2~3回の処置が必要なため、実際は上記費用の2~3倍の費用がかかることになる店は注意が必要です。

安く歯を白くする方法

クリーニング

歯医者さん

コーヒーやタバコなどの着色で歯が汚れている状態なら、ホワイトニングではなく、クリーニングで歯をキレイにするという手もあります。ホワイトニングは専用の薬剤で歯を白くしますが、クリーニングは歯に付いたプラークや歯石、着色汚れ(ステイン)を取り除き、元の白さを取り戻す方法なので、歯が白くなるわけではありませんが、着色汚れが気になっている場合はこれだけでも十分に白く見せることができるでしょう。

相場

クリーニングにも2種類あります。1つ目は、治療目的で行われるクリーニング。2つ目は着色汚れや、歯のツヤを出したい場合のクリーニングです。歯を白くするならクリーニングですが、こちらは保険適用外で、5,000~20,000円ほどと、状態により費用に大きな差が出ます。

セルフホワイトニング

笑顔の男女

セルフホワイトニングは、専門のサロンに足を運び自分でLEDライトを照射してホワイトニングする方法です。誰でも簡単にできるので、最近人気が高まっていますが、効果には個人差があり、確実に白くなるわけではないので注意しましょう。

相場

セルフホワイトニングの費用相場は、1度のLED照射で6,000円程度。でも、効果に個人差が出やすいため、何度通ってもなかなか白くならず、結局高くついてしまうということもあるかもしれません。

ホワイトニングジェル

マウスピース

ホワイトニングジェルは、エナメル質の構造を変え歯を白く見せるホワイトニング方法。歯にジェルを付けて2時間前後放置するだけなので、簡単に行えます。しかし、効果は期待ハズレという意見が多いようです。なお、ホワイトニングジェルを塗れるのは、虫歯がない健康的な歯だけなので、処置するときは気を付けましょう。

相場

ホワイトニングジェルはメーカーにより価格は異なりますが、おおよそ3,000円前後で購入できます。マウスピースタイプとペンタイプの2種類がありますが、マウスピースタイプのほうが少し高めに設定されているようです。

歯みがきジェル

歯医者で行うホワイトニングは高額で、しかも通院しなければいけないという面倒臭さもあります。そこで、初めはホワイトニングジェルなどを試してみるのもひとつの手です。もし、セルフホワイトニングなどを試しても白くならなかったら、少しお金をかけてでも、歯科医院で本格的なホワイトニングをしてみるといいかもしれませんね。

あわせて読みたい

レコメンド

関連記事