歯磨きめんどくさい。。。歯磨きを習慣化する方法と歯磨きをしないことのリスク

2017.07.01 healthReiko Okabe

歯磨きを習慣化する4つの方法

良い習慣

1.お気に入りの歯磨きグッズを見つける

歯磨きを習慣化する方法として、意外にも有効なのは“お気に入りの歯磨きグッズを見つける”こと。気に入った道具を使うことで歯磨きに対するモチベーションが上がるので、歯磨きを習慣化するチャンスです。

オシャレな歯ブラシやあまり市販されていない海外製の歯磨き粉などを探し、歯磨きが楽しくなる状態を作り出してみてはいかがでしょうか。まずは形から入って、少しでも歯磨きを楽しくすることから始めてみてください。

2.記録をとる

歯ブラシや歯磨き粉をお気に入りのものにすれば、最初のうちはモチベーションが高いので続けることができますが、1週間、2週間と時間が経つにつれ、お気に入りのグッズなど、どうでも良くなってしまうかもしれません。ですから、お気に入りのグッズを揃えた時点で歯磨きの記録を付けておけば意外と長続きするのではないでしょうか。

記録は、歯磨きの内容を詳しく書くような面倒なものではなく、メモ帳に日付とチェックを入れる程度の簡単なものにしましょう。歯磨きをどのくらい続けられているかの目安になるので、モチベーションを維持するのに効果的ですよ。

3.「ながら歯磨き」をする

「ながら歯磨き」は歯磨きを習慣化する有名な方法です。テレビを観たり、新聞を読んだりしているときなど、なにかをしながら歯磨きをすることで面倒臭さを軽減できるので、とてもおすすめです。

しかし、「ながら歯磨き」には注意したい点があります。発泡性の高い歯磨き粉を使わないことです。なにかをしながら歯磨きを行う場合、長時間口に歯ブラシを咥えた状態になるので、発泡性が高いと口内が泡だらけになり、すぐに歯磨きをやめてしまいたくなる原因になります。

なるべく発泡性の低い歯磨き粉を使うか、発泡性の高い歯磨き粉しか見当たらない場合は、歯磨き粉の塗布量で泡立ちが少なくなるように調節しましょう。

4.歯磨きをしないことのリスクを考える

1~3の方法を試しても歯磨きを習慣化できなかった場合は、歯磨きをしないことで起こるリスクを考えることが重要です。歯磨きをしないことであらゆるトラブルを招くリスクがとても高くなります。

歯磨きをしないことで起こる口腔トラブル

リスク

歯磨きをしないことで起こる口腔トラブルの代表といえば、虫歯や歯周病ですよね。虫歯は、歯に付着した食べカスなどを求めて菌が集まることで起こり、酸の働きによって歯を溶かします。酸が歯の表面を完全に溶かして内部に侵入し、神経に届いてしまうと、抜歯せざるを得なくなってしまいます。

歯周病の場合は、進行して歯茎が下がることで、歯が自然と抜けてしまうという症状が現れます。また、歯周病になると歯茎に炎症が起こりますが、この炎症が原因で陣痛を引き起こす原因物質「サイトカイン」が身体から分泌され、早産になる可能性があります。

さらには、歯周病菌が静脈硬化を起こしている血管に入り込んでしまうと心筋梗塞を誘発して突然死することも……。日頃の口腔ケアがいかに大切なものか、よく理解できますね。

歯磨きの習慣を身につけて全身疾患のリスクを下げましょう

歯磨きをすることは、たしかに面倒ではあります。しかし、歯磨きの習慣は、口腔内を清潔に保って虫歯や歯周病から歯を守るだけではなく、早産や心筋梗塞などの重大なトラブルを回避することにもつながります。

今まで歯磨きを毎日行う習慣がなかったという人は、ぜひこの記事を参考にしてしっかり磨く習慣を身につけ、健康的な口内環境を手に入れてください。

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