気になる“40代のほうれい線”は歯科医院でエイジングケア!

2017.09.01 healthReiko Okabe

加齢によるほうれい線は3つの原因にある

原因1:肌の水分量の減少

ほうれい線が目立ってしまう大きな原因の1つに、肌の水分量の減少があげられます。肌は年齢を重ねると水分量が減少してハリがなくなりたるみが出てしまいます。そして、そのたるみが頬などに出ている場合、頬の肉が垂れ下がりほうれい線が目立つ原因となります。

原因2:頬の筋肉の衰え

口周りの筋肉量が減ることも、ほうれい線が気になる原因の1つです。特に頬の筋肉が衰えると、頬にあった脂肪が垂れ下がり、ほうれい線が目立ってしまうのです。

原因3:紫外線によるコラーゲン・エスラチンの減少

肌のハリや弾力は、肌細胞の中にあるコラーゲンとエスラチンという繊維のような組織に守られています。しかし紫外線を浴びすぎることで、この成分をつくり出している組織に傷がつき、肌のハリや弾力が失われてしまいます。

ヒアルロン酸注射でエイジングケア!

ヒアルロン酸注射とは?

歯科医院で行うヒアルロン注射は、加齢により気になりだしたほうれい線のエイジングケアにおすすめです。ほうれい線部分にヒアルロン酸を注射することで、たるみにボリュームを持たせることで、見た目の印象をよくすることが期待できます。つまり、ほうれい線やシワがあまり目立たなくなるのです。

対象部位

歯科医院で行うヒアルロン酸注射が対象とする部位は、おもに唇や口周り、フェイスラインやマリオネットラインに限られます。目元や眉間などにヒアルロン酸を注射することはできません。

基本的には安全

「ヒアルロン酸を顔に注射して大丈夫なの!?」と、不安に感じる方も多いと思います。ヒアルロン酸は皮膚にあるゼリー状の成分であり、私たち人間の体にもともと備わっている成分の1つでもあります。そのため基本的には安全といえ、副作用もほとんどありません。しかし、ごく稀にアレルギー反応や内出血などが起きてしまうこともあるそうです。その点は留意しておきましょう。

ほとんど無痛

「口周りの注射って痛そう……」と、思いがちかもしれません。しかし、歯科医院では歯科用の麻酔と皮膚の表面の麻酔を使用するので、ヒアルロン酸注射をする際には痛みを感じることはほとんどないでしょう。

ダウンタイムがほとんどない

“ダウンタイム”というのは、美容整形などを行ったときに日常生活が送れるようになるまでの回復期間を指します。ヒアルロン酸注射にはダウンタイムはほとんどなく、治療を受けたその日のうちに日常生活を送ることができるそうです。

また嬉しいことに注射を受けたその日からメイクをしても大丈夫なので、気軽に注射できます。

ヒアルロン酸注射を避けた方がよい場合

メリットの多いヒアルロン酸注射ですが、注射を避けた方がよいケースもあります。それは持病を持っている方の場合です。特に注射を打つ場所に傷があり化膿している場合は、悪化してしまう可能性もあるので避けましょう。

また妊娠中や授乳中の場合も、ヒアルロン酸注射がお腹の中の胎児や乳児に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

歯科医院でエイジングケアに挑戦してみませんか?

加齢によるほうれい線の原因が、肌の水分量の減少や頬の筋肉の衰え、コラーゲン・エスラチンの減少などにあることをおわかりいただけたかと思います。ほうれい線はこれらの原因が組み合わさることで目につくようになりますが、歯科医院で行うヒアルロン酸注射なら、ほうれい線の原因を改善することが期待できます。みなさんも、挑戦してみてはいかがでしょうか?

ヒアルロン酸注射に対応していない歯科医院もあるので、まずはかかりつけの歯科医院に問い合わせてみましょう。

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