ほうれい線が気になる方におすすめのセルフケア

2017.09.04 beauty渡辺蘭

ほうれい線のセルフケアは“ガムマッサージ”がおすすめ

ガムマッサージとは

ほうれい線のセルフケアに最適なのが、ガムマッサージ。ガムマッサージとは、歯ぐきのマッサージのことです。口腔内をマッサージすることで、内側からほうれい線を伸ばすことができると言われています。

ガムマッサージのやり方

ガムマッサージは指先を使うやり方と、歯ブラシを使用するやり方の2パターンあります。それぞれ行う際のポイントについて、紹介します。

・指先で行う場合
1.指先を丁寧に洗います。
2.親指の腹と人差し指の腹を手前から奥へと移動させながら、クルクルとマッサージします。
3.親指の腹と人差し指の腹で歯ぐきを包み込み、グーッと圧迫します。
4.最後に頬の内側に人差し指を入れて、ほうれい線のある部分を外に引っ張るようにします。このとき、ほうれい線の部分の皮膚がピンと伸びているのを確認してください。

・歯ブラシで行う場合
歯磨きを使ったやり方は、毎回の歯磨きとセットで行えるので楽に続けられます。ただし、マッサージをする場合は、歯ぐきを傷つけないように柔らかいタイプのものを選びましょう。歯ぐき用の歯磨き粉やマッサージジェルなどを使うと、より高いマッサージ効果が期待できます。

やり方はとても簡単。歯磨きを終えたあと、歯と歯の隙間に歯ブラシの毛先を当てるようにして、小刻みに動かすだけです。

ガムマッサージの効果

歯の根元部分には、全身のツボがあると言われています。そのツボを指先や歯ブラシで刺激することでリンパがスムーズに流れるようになり、口周りの筋肉のコリなども和らげます。そのため、ほうれい線の改善が期待できるのです。

ガムマッサージ以外のセルフケア

肌の保湿をする

年齢や肌質などに関係なく、誰でも起こりうるのは乾燥による「ほうれい線」。動かすことの多い口元は、乾燥するとシワやほうれい線が目立ちやすくなってしまうのです。そのため、常に潤いのある肌をキープする必要があります。化粧水や乳液などを使い、口元がなるべく乾燥しないようにしましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線を長時間浴びると肌の水分量を維持しているコラーゲンとエスラチンという物質をつくる働きに悪影響を及ぼし、これらの物質が生成されなくなる可能性があります。肌の水分量が減少すると、ほうれい線が目立ちやすくなります。

紫外線対策として日差しの強い日は帽子を着用したり、日焼け止めを塗ったりして口元の皮膚をカバーしましょう。

正しい姿勢を心がける

猫背になりがちな人は、顔の筋肉を引き上げる力が弱ってしまうため、ほうれい線が目立ちやすくなります。一見すると関係がなさそうに思えますが、日ごろから正しい姿勢を心がけることは、ほうれい線のケアとしても有効です。

硬いものを食べる

硬いものを食べない食生活を長く続けていると、徐々に口元の筋肉量が減少していきます。その結果、頬がたるみ、ほうれい線が現れることも……。硬い食べ物をよく噛んで食べる習慣を身につけることで、口元の筋肉を鍛えられます。

ほうれい線が目立たない若々しい口元に

ほうれい線のセルフケアを紹介しましたが、毎日の歯磨きとセットでできるガムマッサージをはじめ、比較的簡単な方法ばかりだと思います。口元のケアは毎日の小さな努力の積み重ねが重要なので、できることをコツコツと続けていき、口角がキュッと上がった素敵な口元を手に入れましょう。

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