子どもと一緒に治療を受けたい場合の歯科医院の選び方

2018.07.19 healthオオタカ

子ども連れで通院できる歯医者選びのポイント

キッズスペース

子ども連れで治療を受けやすい歯科医院は、基本的に大人と子ども両方の治療を行っています。最近では多くの歯科医院で、子ども連れで通院しやすいよう、さまざまな工夫がなされています。

ポイント1:一般歯科と小児科歯科がある

子ども連れで通院するので、親と同時に子どもも診てもらえる歯医者がいいですよね。つまり大人の治療する一般歯科と小児歯科の両方に対応してくれる歯医者であることが大前提です。

ポイント2:小児歯科のエキスパートが在籍している

歯科医師の国家資格があれば、基本的に大人と子どもの両方を治療することができます。しかし、大切な子どもの歯を診てもらうわけなので、子どもの治療に長けている先生に任せたい思う方も多いでしょう。

その場合は、「日本小児歯科学会認定 小児歯科専門医」が在籍する歯科医院がおすすめです。小児歯科に関する知識や技量、経験が学会によって認められた歯科医師なので、より安心できます。

ポイント3:自宅の近くに歯科医院がある

自宅の近くにあるかどうかも大切な要素です。近くにあると子どもと一緒に通院しやすく、雨の日も比較的安心して通院できます。

ポイント4:キッズスペースがある

最近では待合室の横にキッズスペースのある歯科医院も多いですね。キッズスペースは子どもがリラックスして歯科医院に通えるためのスペースですが、それと同時に子どもが親の治療が終わるまでの待ち時間を過ごす場所でもあります。親が治療を受ける間、キッズスペースでクリニックのスタッフが子どもの面倒を見てくれるのであれば、より安心して子どもを連れて通院できます。

ポイント5:診療台の側にベビーカーを置くスペースがある

子どもがまだ赤ちゃんの場合は、なるべく子どもの側から離れたくないもの。診療台の側にベビーカーを置けるスペースがあったり、ベビーベッドが備えつけられていたりする歯科医院がおすすめです。

ポイント6:保育士経験者などが常駐している

歯科医院のスタッフに保育士経験者や資格保有者が常駐していて、親の治療中に子どもの面倒を見てくれると、より安心して子ども連れで治療に通うことができます。

親と子が同じ歯科医院を利用したほうがいい理由

小児歯科

親と子が同じ歯医者を利用すると健康を維持するうえでも、さまざまなメリットがあります。

理由1:家族の口腔内環境は似ている

家族は毎日同じ環境で生活し同じ物を食べているので、口腔内環境が似てきます。そのため、家族で同じ歯科医院に通院していると、歯医者さんも虫歯予防の指導がしやすくなります。

また親の口腔内環境を把握しているので、子どもに虫歯菌が移らないための指導もよりくわしく行うことができます。

理由2:虫歯予防がより効果的に

虫歯予防のための指導は歯科医院によって若干の違いがあります。そのため、家族みんなが違う歯科医院に通院していると、それぞれバラバラな虫歯予防を行うことになります。

しかし、家族みんなで同じ歯科医院に通院していると、家族で意思統一して虫歯予防を行うことができ、より効果的になります。

子どもに優しい歯科医院かどうかをチェックしましょう

子どもに優しい

最近では多くの歯科医院が子どもを連れで通院しやすい環境を整えてくれています。しかし、歯科医院のホームページをチェックするか電話するなどして、キッズスペースはあるか、親の治療中に子どもの面倒は見てもらえるかなどを確認することをおすすめします。

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