捨てるなんてもったいない!古い歯ブラシの再利用法5選
歯ブラシの交換時期の目安は?
まずは歯ブラシの基本的な交換時期から。2~3ヶ月おきや長くて半年おきという方もいるかもしれませんが、理想的な交換時期は使い始めから1ヶ月経った頃です。「まだまだキレイなのに!?」と思うかもしれませんが、実は洗って乾燥させたとしても、毛の根元には菌が繁殖しているのです。
また、同じ歯ブラシを1日3回使用すると1ヶ月くらいで毛先が開いてくると言われています。毛先が開いた歯ブラシは細かいところまで行き届かず、磨き残しがたくさんできてしまいます。さらに、歯や歯ぐきを傷つけてしまう恐れもあるでしょう。いつでも清潔な口腔内を保つためには、まだ使えそうでも1ヶ月に1度は歯ブラシ交換をすることをおすすめします。
古い歯ブラシの再利用法5選
歯ブラシを適度に交換していると、古い歯ブラシがどんどんたまっていきます。そこで、使い終わった歯ブラシは以下のような方法でどんどん活用していきましょう。
活用法1:水回りの細かなお掃除に
・浴室…浴室の壁や床の隅をよく見ると、ピンク色のカビが繁殖していることがあります。これはスポンジだけでは落としにくい汚れです。歯ブラシなら細かな部分にも毛先が入り込みやすいので、優しくこするだけでカビを落とすことができます。
・キッチン…蛇口の根元やスポンジラックなどの細かな部分には水垢がたまりやすく、スポンジでは落としきれません。そういった部分も、歯ブラシなら毛先が届いてキレイにできます。
・トイレ…トイレ掃除で盲点なのが、ウォッシュレットのノズル。普段は収納されているので気づきにくいですが、実は結構汚れています。ノズル掃除ボタンを押すと出てくるので、洗剤を使用して歯ブラシでこすり洗いをしましょう。
活用法2:お部屋の細々したホコリに
カーテンレールやカーテンフックはホコリがたまりやすいうえに掃除しにくい部分です。歯ブラシを濡らさずにホコリをなでるようにするだけで、キレイになります。観葉植物の葉っぱにたまったホコリも同様にして取ることができます。また天井や壁などのカビは、重曹を水に溶かしたものを歯ブラシにつけてこすると落とせます。ただし、木の壁は傷んでしまうので使用しないようにしましょう。
活用法3:髪の毛の除去に
絨毯やヘアブラシに絡まった取れにくい毛も、歯ブラシの毛先に引っかけるようにすれば簡単に除去できます。絨毯についたペットの毛にも使えます。
活用法4:靴掃除に
革靴のコバの部分は、土などの汚れがたまりやすい部分です。専用のブラシを買わなくても、歯ブラシならお掃除することができます。靴が傷つかないよう、やわらかめの歯ブラシを使用するのがおすすめです。
活用法5:オートバイや自転車のお掃除に
クリーナーをつけた歯ブラシでオートバイの部品や自転車のチェーンを磨くと、キレイにできます。手が汚れないのもうれしいところです。
簡単リメイクでもっと活用しやすくなる
主にお掃除に大活躍の使い古し歯ブラシ。ただ、形状がまっすぐなのでカーブしているところにうまく毛先が当たらなかったり、引っかかって奥まで届かなかったりすることがありますよね。そんな悩みを解決できるのが、歯ブラシの簡単リメイクです。次の方法を行えば1分ほどで歯ブラシがより便利なお掃除グッズに大変身します!
1.コップ一杯の熱湯を用意する(ケトルで沸かした温度でもOK)
2.熱湯に歯ブラシを1分つける
3.1分経ったら歯ブラシのヘッドをコップの底に押し付けて好きな方向にグニャッと曲げる
これだけで歯ブラシの先がカーブするので、蛇口周りなどの細かな部分にもフィットさせやすくなります。ぜひお試しください。また歯ブラシの毛先を少し切って形を整えると、よりお掃除しやすくなります。
※「AS樹脂」「PS樹脂」の素材で作られた歯ブラシは熱湯につけても曲がりません。無理に曲げるとケガをする恐れがあるので気をつけましょう。
歯ブラシを上手く活用して身の回りの整理整頓を♪
歯ブラシを上手に再利用すれば、家じゅうピカピカになって一石二鳥♪細かな汚れならどんな場所でも活用しやすいので、あなたなりの再利用方法を試してみてはいかがでしょうか。