気がつかないうちに口呼吸が習慣になっているかも?寝る時の「よだれ」の原因と対策方法
寝る時のよだれの原因と対策方法
寝る時によだれが出るのはなぜ?
そもそも、寝る時に「よだれ」が出るのはなぜでしょうか。
実は、口呼吸していることが原因のひとつだと考えられているのです。寝る時は鼻呼吸をするのが一般的ですが、何らかの原因によって口呼吸になると、口の中の乾燥を防ぐためによだれが出るといわれています。
とはいえ、よだれが口の外に流れてしまうと口の中の乾燥を防ぐことは難しいでしょう。結果として細菌が繁殖しやすい状態となり、病気にかかるリスクが上がる傾向にあります。さらに、免疫力の低下や口臭にもつながるため注意が必要なのです。
寝る時のよだれの原因と対策法① 鼻で呼吸をしにくい状態になっている
口呼吸になる原因のひとつは、鼻で呼吸しにくい状態になっている場合が考えられます。例えば鼻が詰まっている体調ですと、どうしても口呼吸になってしまうでしょう……。
この場合は、鼻呼吸をできる状態にすることが大事です。口呼吸の状態が長期間続いているなら、専門家へ相談してみてくださいね。
寝る時のよだれの原因と対策法② 口周りの筋肉の衰え
口周りの筋肉が衰えると、自然と口が開いてしまうため口呼吸になる傾向があります。とくに早食いやながら食いが習慣になっている人は、口周りの筋肉が衰えやすい状態にあるようです。
筋肉の衰えが原因の場合は、普段から意識して口周りの筋肉を使うようにするといいでしょう。まずは、食事の時にはしっかりと咀嚼することを心がけてください。メニューも柔らかいものばかりではなく、きちんと噛まなければいけない固いものも取り入れるようにしてみては?
その他に、ガムを噛むのも対策のひとつです。おやつを食べる時にはガムを食べるという習慣をつけるといいかもしれません。
長期間「よだれ」が続く場合は病院で相談を
ここでご紹介した方法を実践しても、長期間「よだれ」の状態が続くという場合もあるかもしれません。
そのような時は、病院など専門家へ相談するようにしましょう。中には「よだれで受診するのは抵抗がある」という人もいるかもしれませんが、よだれが何らかの病気のサインの可能性もあります。
まずは、遠慮せずに専門の医師に相談してみてください。
放置はNG!寝る時の「よだれ」にはしっかり対処を
寝る時によだれが出るのは、就寝中に口呼吸をしている証拠のひとつ。そして、寝る時に口呼吸をしていると病気や免疫力の低下、口臭などにつながり、さらに睡眠の質も下がるといわれています。
口呼吸が習慣になっている場合は、自覚のあるなしに関わらず日常生活に影響が出ているリスクを考えましょう。
健康維持のためには、寝る時の口呼吸の対策が重要です。ぜひこの記事を参考に、寝る時のよだれ対策を始めてみてください。