歯列矯正なしで歯並びが良くなる!ラミネートベニアがすごい!

2017.05.01 healthReiko Okabe

ラミネートベニアってなに?

歯科医院

ラミネートベニアは審美歯科で行われる最先端の治療法で、歯の表面をわずかに削り、チップと呼ばれる薄いシェル状のセラミックで覆う治療法です。削る深さは0.3~0.5mm程度で、歯や神経にはほとんど影響はなく、さまざまな治療に適しています。

ラミネートベニアで治療ができる症状

1.すきっ歯

すきっ歯

ラミネートベニアは、すきっ歯の治療に効果的です。本来、ブラケットやワイヤーなどを使用し歯を動かしますが、ラミネートベニアでは歯と歯の間をセラミックで埋めるようにして治療を行います。耐久性に優れていて、平均的な寿命は10~20年。事故などがない限り、基本的には外れてしまうリスクはほとんどありません。

2.歯が変色している

子どもの歯

虫歯が進行し、神経を取り除いてしまった歯は黒く変色してしまいます。この歯は本来ならば神経がないので、ホワイトニング治療を受けても白く戻すことはできませんが、ラミネートベニアで治療をすれば、歯の表面に白いチップを貼ることができるので、ホワイトニングができない歯でも白くできます。

3.歯の形が悪い

子どもの虫歯

睡眠中の歯ぎしりが原因で、歯の噛み合わせ面がギザギザになった、事故により歯が欠けてしまった、といったケースの補修にも、ラミネートベニアは有効です。歯の形が悪くなってしまった場合は、表面をわずかに削り上からラミネートベニアを貼り付け整形することで、天然の歯とほとんど変わらない質感の歯を手にすることができます。しかし、歯ぎしりをなければ、ラミネートベニアが砕けてしまう可能性はあります。

ラミネートベニアにはたくさんのメリットが!

Good

メリット

1.色を選べる

ラミネートベニアはさまざまな色の中から、自分の歯に合った色を選ぶことができるので、前歯のみラミネートベニアを貼り付けたとしてもまったく違和感はありません。また、ホワイトニングをした歯の色と同じくらいの明るさも選べるので、ホワイトニング替わりにラミネートベニアを貼り付けることもできます。

2.色がもとに戻ることがない

一般的なホワイトニングの効果は永久的なものではないので、食品に含まれる色素や新陳代謝などの影響で、色戻りすることがあります。しかしラミネートベニアは色戻りをしないので、白い歯を長期間保つことができます。

3.治療が短期間で終わる

すきっ歯の場合は部分矯正でも、数ヶ月~半年の治療期間が必要ですが、ラミネートベニアの場合は、歯を削り貼るだけなので1~3日の治療ですきっ歯を改善できます。ホワイトニングの場合も、理想的な白さを手に入れるまでには平均で3~5回通院が必要ですが、ラミネートベニアは1~3日の治療で理想的な白さを手に入れることができます。

デメリット

星一つ

1.治療費が高額になる可能性がある

ラミネートベニアは保険適用外で自由診療の治療のため、治療費が高額になる可能性があります。歯科医院により異なりますが、平均的な治療費は1本につき5~15万円です。

2.治療を行える医院が限られる

ラミネートベニアは審美歯科で行うことができますが、審美歯科と名の付く歯科医院がどこでもラミネートベニアを行っているという訳ではありません。微細な技術を必要とするため、治療を行わない歯科医院が多いのも事実です。また、ラミネートベニアを行っている医院でも歯科医の技術次第で、歯の印象が大きく左右されます。

ラミネートベニアは多くの実績を持つ歯科医院がおすすめ

ラミネートベニアはとても多くのメリットがあり、すきっ歯や変色した歯を美しくすることができる治療法ですが、限られた歯科医院でしか治療を受けることができません。また、歯科医の技術により理想的な歯を手に入れられるかが決まるので、ラミネートベニアの多くの実績を持つ優秀な歯科医を探して治療を受けましょう。

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