歳をとるごとに忍び寄る「たるみ」の原因とは?~アラサー女子のモテ顔塾 第1回~

2017.10.07 beautyHa・no・ne編集部 ハルカ

顔のたるみに気づいたきっかけは「母と瓜二つの写真」

……と、その前に。まずは今回の連載コラムを始めるきっかけになった、「ある出来事」についてお話ししましょう。

――9月某日。両親の還暦を祝うため、一家総出で旅行に行ったハルカ。普段は離れて暮らす家族が全員集合したのは久しぶりで、みんなで観光したり、ちょっと豪華な食事をしたりと楽しいときを過ごしました。写真好きの姉はどこに行くときもパシャパシャとみんなの写真を撮り、旅の思い出をたくさん記録してくれていました。

そんな楽しい家族旅行のあと、姉が家族のグループチャットにアップしてくれた旅の写真を見ていたところ、ふと1枚の写真が目に留まります。母がお店でお土産を手に取って見つめている横顔の写真でした。カメラに気づかない間に撮られたらしく、写真の中の母はずいぶん気の抜けた顔をしています。

「この写真のお母さん、間抜けな顔してるな~(笑)。というか、妙に若作りな格好だけど、こんな服着てたっけ?」そんなことを考えながら改めて写真をよく見てみると、衝撃的なことに気づきました。「……ん?これ、もしかして私じゃないか……!?」

――そうなんです。のっぺりとした頬、下がった口角、たぷたぷのアゴ……還暦の母だと思い込んでいた写真の中の女性は、母と瓜二つの私の顔でした。

確かに今までも、残業後に乗った電車の窓に映る自分の顔に「あれ?」と感じることはありました。気が抜けた顔で写った写メがあまりにもブスすぎて、そっと削除したこともありました。しかし、母というもっとも身近な「おばさん」と自分の顔がぴったり重なって見えたとき、生まれて初めて「これは本当にやばいかもしれない……」というリアルな危機感を抱いたのです。

この悲惨な出来事を機に、私、ハルカは顔のたるみをはじめとした「フェイスラインの悩み」と真っ向から立ち向かう決意をしました。自分自身のため、私と同じようにフェイスラインに悩みを抱える乙女たちのため……。「戦うにはまず敵を知るところから始めよう!」ということで、次ページでは顔のたるみの原因についてまとめてみました。自分の顔のたるみは何が原因なのか、考えながら読んでいただけると幸いです。

どうして顔はたるむのか?

顔のたるみの原因は主に3つ

化粧中の女性

いったい、憎き顔の“たるみ”はなぜ起こるのか――その原因として考えられるのは、主に「肌の弾力の低下」「表情筋の衰え」「姿勢の悪さ」の3つと言われています。

肌の弾力の低下

肌弾力の低下は、顔のたるみの要因の代表格です。人間の肌の真皮層はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった成分で構成されていますが、これらの生成量が減ったり変性したりすることで肌の弾力が失われると言われています。その原因となるのは、加齢、紫外線、乾燥、食生活の乱れなど。また、無理なダイエットや睡眠不足で女性ホルモン(エストロゲン)が減少することでも引き起こるそう。みなさんも心当たりはありませんか?

表情筋の衰え

顔のたるみは、肌だけでなくその下にある筋肉の衰えによって生じます。表情筋が衰えると、上にある脂肪や皮膚を支えられなくなってたるんでしまうのです。普段の生活で笑うことが少ない人、硬いものを食べない人、口をあまり動かさずに喋る人などは表情筋を十分に使えていない可能性大。そのままだとどんどんたるみが進行してしまうかも……!?

姿勢の悪さ

意外に思われるかもしれませんが、実は姿勢の悪さも、顔のたるみの原因となります。顔の筋肉は頭や首とつながっているため、顔を前に突き出すような姿勢をとっていると顔の筋肉が下方向に引っ張られ、“たるみ”につながるんだとか。特に長時間のデスクワークで猫背のまま座っている人は要注意です。

自分のたるみは何が原因か考えてみよう

顔のたるみに悩むみなさんにとっては、ギクッとするポイントもいくつかあったのではないでしょうか。ちなみにハルカの場合は、普段からあまり大口を開けて喋ったり笑ったりしないため表情筋が衰えていること、猫背の状態で長時間デスクワークをしていることが原因かなあという気がしています。

次回のコラムでは、それぞれの原因に合わせた「たるみ解消法」についてくわしくお届けします!お楽しみに♡

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【ライター紹介】 ハルカ

ハルカ

幼少期から「他人の役に立ちたい」「自分がしんどいのはイヤ」という、相反する2つの気持ちのせめぎ合いの中で育ち、両立の術を模索し続けているWebライター。「自分のコンテンツで1人でも多くの人にプラスの影響を与えたい」との想いを胸に執筆に没頭している。現在はHa·no·ne編集部では、表情筋トレーニングの実践やコスメのレビューなど体を張った体験記事を執筆中。元美容業界誌編集者が新境地を開拓しつつある。
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