グラスに口紅はマナー違反?知っておきたい食事の際の礼儀

2018.02.12 beautyオオタカ

外食の際の口紅のマナー違反

レストランなどで外食する際には、周囲に迷惑をかけないようにさまざまなテーブルマナーが求められます。女性の場合は特に口紅に関するマナーには気をつけておきましょう。

マナー違反1:グラスなどの食器に口紅をつける

レストランでグラスなどの食器類に口紅をつけるのは、周囲にとっても見ていて気持ちのいいものではないし、店側にとっても大迷惑です。口紅は化粧品の中でも落としにくいほうなので、食器洗いを担当するスタッフの方にも迷惑をかけることを忘れないようにしましょう。

マナー違反2:グラスなどについた口紅を指やナプキンで拭う

グラスについた口紅を指やナプキンなどでサッとふき取ると、いかにも場慣れした感じがすると思う方もいるかもしれません。しかし、グラスなどについた口紅を自分でふき取るのも、実はマナー違反です。

グラスについた口紅を落とす姿は周りのお客さんに不快感を与えます。また、食器の素材によっては割れやすいものもあり、グラスのフチについた口紅をふき取る際に、力をかけすぎると割れてしまう恐れもあるので注意しましょう。

マナー違反3:食後のメイク直し

食後のテーブルで、サッと口紅を直している人を見かけることがあるでしょう。これももちろんマナー違反です。どんなに少しの時間でもお化粧直しをテーブルでするのはNG。周囲の方や店舗の従業員の方にも失礼ですが、一緒に食事をしている方にとっても恥ずかしい行為と言えます。そのため、どんな簡単なメイク直しもトイレや化粧室で行うようにしましょう。

グラスに口紅をつけないための対処法4選

グラスなどの食器類に口紅をつけるのはマナー違反ですが、だからといってレストランなどで口紅をきれいに落としてから食事をする、というわけにはいきませんよね。そこで、食事の前にできるちょっとした工夫を紹介します。

対処法1:食事前に口紅をティッシュオフする

口紅をしている限りは食器に口紅がついてしまうのは避けられません。そこで、料理が運ばれてくる前に化粧室に行ってティッシュオフすることをオススメします。ティッシュを唇で挟み込み、余分な口紅をあらかじめ落としてしまう方法です。ティッシュオフをすることである程度の色味を残しつつ、グラスなど食器に口紅をつきにくくできます。

また、口紅をある程度取り除くことで、料理の味を口紅の舌触りや臭いに邪魔されずに楽しめるメリットもあります。そして食事が終わったら、再度化粧室でメイク直しをするのがよいでしょう。特にグロスは油分が多いので食事前は控え、食後のメイク直しの際につけるのがオススメです。

対処法2:グラスに唇をつける前に唇をなめる

グラスなどを唇につける前に少しだけ舌で唇をなめて湿らせると、口紅のグラスなどへ色移りを防げるそうです。しかし、口紅をなめて落とすことはあまり行儀もよくないため、他の対処法が実践できない場合に限ります。

対処法3:落ちにくい口紅でリップメイクする

最近では色移りがしにくく落ちにくい口紅もありますので、食事をすると決まっていたら、それらの製品を使ってリップメイクするのがオススメです。ただし、色移りがしにくく落ちにくい口紅は、クレンジングを使っても落としづらいため、唇を傷つけやすくなってしまいます。

そのため、どんな口紅を使用するかはTPOに応じて選ぶのがオススメです。色移りがしにくく落ちにくい口紅は外食の予定のあるときなどに限定し、使用してはいかがでしょうか?

対処法4:口紅の上にリップコートを塗る
口紅の上にリップコートを塗る方法もオススメです。リップコートを塗ることで食器にべっとりと口紅がつくのを防げます。また、色落ちの心配もないので、急な外食の際などでは頼りになりそうです。

食事の際は口紅マナーの徹底をお忘れなく

グラスなどに口紅がつくことは、決してマナーのよいものではないとわかっていながら、「ちょっとくらい仕方がない」と見過ごしている方も多いでしょう。しかし、周囲の方を不快にする行為はマナー違反と言えます。レストランなどで食事をする際には、口紅マナーに注意しながら、楽しい時間を過ごしましょう。

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