今話題の「パーソナルカラー診断」を受けたときの話~アラサー女のモテ顔塾 第8回~

2018.06.04 beautyHa・no・ne編集部 ハルカ

初めに知っておきたいパーソナルカラーについて

パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌や髪、目、唇などの色に調和する色のことで、「スプリング(春)」「サマー(夏)」「オータム(秋)」「ウィンター(冬)」の4タイプに分けられます。どの人も、自分のパーソナルカラーに合った色を身につけると顔色がパッと明るく見え、印象がよくなると言われています。反対に自分と合わないタイプの色を身につけると顔色が暗く沈んでしまうそうです。

パーソナルカラーという考え方はここ数年で急速に広まり、美容雑誌やコスメの口コミサイトなどでも紹介されることが増えてきました。それに伴い「自分のパーソナルカラーがどのタイプなのか知りたい!」と願い、パーソナルカラーを診断してくれるサロンに足を運ぶ人も激増中です。人気のサロンは予約が困難になるほどで、まさに空前のパーソナルカラー診断ブームと言えるでしょう。

パーソナルカラーの4タイプとは?

ちなみにパーソナルカラーは、季節になぞらえた4タイプに分類されます。それぞれのタイプの概要は以下の通り。

■ スプリング

コーラルピンクやライトオレンジ、イエロー、グリーンなどの明るく濁りのない色。
このタイプの人は、明るく華やかな印象。肌は黄みがかったベージュで、唇はサーモンピンク。

■ サマー

ローズピンク、スカイブルー、ブルーグリーンなどの明るく柔らかい色。
このタイプの人は、エレガントでソフトな印象。肌はピンクベージュで、唇はピンク系。

■ オータム

ダークレッドやマスタード、オレンジ、オリーブグリーンなどのくすんで落ち着いた色。
このタイプの人は、大人っぽく知的な印象。肌はウォームベージュで、唇の色はオレンジ系。

■ ウィンター

マゼンタやロイヤルブルー、エメラルドグリーンなどの鮮やかな色orブラックなどの無彩色。
このタイプの人は、モダンでシャープな印象。肌はピンクホワイトベージュで、唇はローズ系。

カラー診断

パーソナルカラーがどのタイプに分類されるかによって、似合うメイクや髪色、服などは大きく変わります。そのため、自分のタイプを把握し、パーソナルカラーにあたる色を意識して身につけることで、自分自身の本来の魅力を引き出せるようになるのです。

ちなみに、「イエベ」「ブルべ」という言葉を耳にしたことはありませんか?これらは肌の色のタイプを大まかに分類する言葉で、イエベとはイエローベース(黄みがかった肌)、ブルベとはブルーベース(青みがかった肌)のことを指します。スプリング・オータムタイプの人はイエローベース、サマー・ウィンタータイプの人はブルーベースに該当します。

近ごろは美容雑誌などでも「イエベ向き」「ブルべ向き」といった形でコスメを紹介することがあるので、自分がどちらのタイプなのか知っておくと便利ですよ♪

パーソナルカラー診断の実態とは?

色とりどりの布

パーソナルカラーについて知っていただいたところで、診断の模様についてお話ししましょう。ハルカが診断を受けたのは、都内の某百貨店の専用カウンターでした。パーソナルカラー診断を受ける際は専門のサロンに行くのが一般的ですが、サロンでの診断の相場は10,000円~とお高め。しかし!某百貨店のカウンターでは、なんと税別3,000円で診断を受けることができたのです。

軽く調べてみたところ、この価格は今でも維持されているようで驚きました。ただし、すさまじい人気で毎月あっという間に予約枠が埋まってしまうそうですね。ここではあえて店名は出しませんが、気になる方はぜひ調べてみてくださいね!

ハルカが5年前に受けた診断とは?

話を5年前に戻しましょう。ネットで日時を予約し、指定された日時にカウンターを訪れたハルカ。正確に診断してもらうため、この日はノーメイクで行きました。到着してすぐにお会計を済ませ、白っぽい照明のある小さな個室へ。

担当の方からカウンセリングとパーソナルカラーについての簡単な説明があり、いよいよ診断スタート! 白いケープをつけて鏡の前に座り、色とりどりのドレープを顔の下に当てて顔色の変化を見ていきます。ドレープは黄色系、赤系など似た系統の色が1セットになっており、たとえば黄色のセットならイエロー(春)、ライトレモンイエロー(夏)、マスタード(秋)、レモンイエロー(冬)といったようにシーズンごとの色が用意されています。

このドレープを顔の下でめくっていくことで、同系色の中でもどのシーズンの色が一番に似合うのかを判断してもらいます。どんどん色の系統を変えて、赤系はどれが似合うか、緑系は……と順に確かめ、最終的に最も似合う色が多かったシーズンがその人のタイプとなります。

実際にドレープを当ててみると、顔の下に来る色が変わるだけで顔色が激変するのにびっくり! 私が特に苦手なのは、どうやらパステル系の色のよう。当てたとたん顔色が黄色っぽく、くすんだ印象になってしまうのです。一方、マスタードやオリーブグリーンを当てると、肌が明るくツヤっとして見えるのが感じられました。

診断結果は「スプリング寄りのオータム」!

パーソナルカラー

診断の結果、私、ハルカのパーソナルカラータイプはオータム! セカンドシーズンはスプリングということで、コテコテのイエローベースのようです。診断中もなんとなく感じていた通り、アースカラーやくすんだ赤、オレンジ、マスタードなどの色が特に似合うとのことでした。

そして、苦手な色はやはりパステル系(サマー)。どうりで当時気に入っていた水色のワンピースを着ると「あれ?日焼けした?」と聞かれることが多かったわけです……。淡い水色は黄みの強い私の肌と相性が悪く、暗くくすんだ印象に見せてしまっていたんですね。

診断結果がわかった後は、その内容が書かれた紙をもらうとともにメイクの色使いのポイントや似合う服の色、アクセサリーの選び方などのアドバイスをいただきました。こうして、45分間の診断は終了!

診断を受けたあとはメイクや服選びがグッと楽に♡

カラーチャート

それまで、自分にはどんなメイクや服が似合うのかイマイチわかっていなかったハルカですが、診断後は似合うアイテムを簡単に選べるようになりました。参考までに紹介すると、私のようなオータムタイプにマッチするのは以下のような色だそうです。

■ メイク
リップ:オレンジや黄みがかったレッド系
チーク:テラコッタ、サーモンピンク
アイシャドウ:ゴールド、カーキ

■ ヘアカラー
マット系
ゴールド系ブラウン

■ 服
アースカラー(ベージュやブラウン、カーキなど)
マスタード、くすんだ赤、オレンジ

これらの色を取り入れることを意識し始めてからは、嬉しいことに「肌がツヤツヤしてる」「色白くなった?」と言われることがちょっぴり増えました♡また、結婚式のお色直しでは少しくすんだ赤のカラードレスを選んだのですが、これが周囲からは大好評!診断を受けていなければ、きっと選んでいない色だったと思います。このとき改めて「自分のパーソナルカラーを知っていてよかったな~」と実感しました。

パーソナルカラーは、基本的には変化しないものと言われています。そのため、一度正確な診断を受ければ、その後はずっと自分に似合う色を身に付けて過ごすことができるのです。診断にはちょっぴりお金と時間がかかりますが、これからの長い人生で享受できるメリットを考えれば、決して無駄な経験とは言えません!普段の生活ではもちろん、就職試験の面接や結婚式など、ここぞという場面でも私たちを助けてくれるパーソナルカラー診断。皆さんもぜひ診断を受けてみてくださいね♪

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【ライター紹介】 ハルカ

ハルカ

幼少期から「他人の役に立ちたい」「自分がしんどいのはイヤ」という、相反する2つの気持ちのせめぎ合いの中で育ち、両立の術を模索し続けているWebライター。「自分のコンテンツで1人でも多くの人にプラスの影響を与えたい」との想いを胸に執筆に没頭している。現在はHa·no·ne編集部では、表情筋トレーニングの実践やコスメのレビューなど体を張った体験記事を執筆中。元美容業界誌編集者が新境地を開拓しつつある。
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