左右の歪みを解消!?顔のバランスを整えるセルフケア
まずは顔の歪みをチェック!
顔のバランスが気になる方は下記をまずチェックしましょう。以下の項目で1つでも当てはまれば、顔に歪みが生じている証拠です。鏡で顔を真正面から見たり、スマホで顔写真を撮ったりして、チェックしてみましょう。
□ ニッコリ笑ったときに口角の高さが左右非対称
□ 左右の目の大きさと位置がずれている
□ 顔の片側だけシワが多い
□ 口を「イー」と開けたときに前歯のラインが一直線でない
□ 鼻の中心と顎の中心が一直線でない
このほかにも、歯並びが極端に悪いことや体のねじれも顔の歪みの原因となります。そうしたケースでは自分でなんとかできるはずもないので、歯科医院や整骨院などの専門機関に相談することをおすすめします。
顔がアンバランスになる5つのNG習慣
顔の歪みは、普段何気なくしている行動の積み重ねが原因になることもあります。特に無意識でやっている癖が原因となっていることも多いので、下記の行動に当てはまる場合は意識して習慣を正すようにしましょう。
習慣1:頬杖をつく
机に座るとついつい頬杖をつくことが癖になっていませんか?片方だけに圧力がかかると歪みの原因になります。どうしてもついてしまう場合は、両手で包み込むようにすると負荷が和らぎます。
習慣2:座るときに足を組む
こちらも癖になりがちなNG行動。足を組むことで骨盤に歪みが生じ、続けるうちに全身の歪みにつながってしまいます。
習慣3:片側の歯ばかりで噛む
歯ごたえのあるものを食べるときやガムを噛むときなど、いつも同じほうの歯で噛んでいると顎の形が歪む原因になってしまいます。
習慣4:横向きやうつ伏せで寝る
毎日横向きやうつ伏せで寝ることも歪みの原因に。人間が1日の間で寝ている時間は長いので、重力がかり左右のバランスが悪くなってしまいます。
習慣5:歯ぎしりや食いしばりをする
寝ている間や普段の生活で歯ぎしりしたり食いしばったりするのがクセになっていると、歯並びや口周りの筋肉に影響が出て歪みの原因になります。この場合は力がかかるのを軽減するマウスピースが効果的です。マウスピースの作成は歯科医院でしっかり相談したうえで自分の口に合ったものを作ってもらうと安心です。
顔のバランスを整える簡単セルフケア
顔の歪みの原因となるのは、日々の生活習慣です。だからこそ、NG行動を正して毎日のセルフケアを意識することで悪化を予防したり改善したりすることが必要です。簡単なセルフケアを紹介するので、さっそく取り組んでみましょう。
セルフケア1:割りばし矯正
早くて1週間くらいで効果が出たという人もいるという簡単な方法。1日1回行います。
①割りばしを割り、1本を口角が下がっているほうの奥歯で5分間強く噛む。
②割りばしを2本使い、左右の奥歯で割りばしを5分間噛む。このとき、口角が下がっているほうの奥歯に力を入れる。
セルフケア2:顔ヨガ
目と口角の歪みを左右対称に整える方法。顔のバランスが整うだけでなく、目がパッチリしたり口角が上がったりする嬉しい効果もあるようです。比較的短時間で効果を実感しやすいので、写真撮影の直前などに行うと変化があるかもしれません。
① 目線と口角を同時に左斜め上方向に向ける。天井を見る感じで、額にシワがよらないようにする。
② そのまま首を左にゆっくり倒してグーッとストレッチし、10秒キープ。このとき肩が上がらないように気をつける。
③ 反対側も同様に行う。
④ 顔が下がっているほうをもう一度行う。
セルフケア③:ツボ押し
テレビを見ているときやお風呂につかっているとき、気づいたら次のツボを刺激するようにしましょう。
・ちそう(地層)…口角から5㎜ほど離れたところにあるツボ。口角を上げるほか、ほうれい線を目立たなくするうえでも有効なツボです。中指で押してクルクル回すようにすると効果的に刺激できます。
・かんりょう(顴髎)…目尻から下の延長線上で、頬骨の下あたり。痛みが強めの場所ですがグッと押し込みます。顔のたるみやシワにも効果があります。
顔の歪み解消の第一歩は日常生活の改善から!
多少の顔の歪みは誰にでもあるものなので、過度に気にする必要はありません。しかし、歪みが顕著な場合は専門機関に相談する必要があるでしょう。そして、歪みが気になる方は、コンプレックスに感じる前に習慣を改めるなど、できることからチャレンジしてみませんか?歪み解消の第一歩は日常生活の改善からであることを意識しましょう。