【後編】気になるけど自覚なし!?多くの社会人を悩ます「口臭」を徹底ケア

2019.07.17 interviewHa・no・ne編集部

歯周ポケットのより効果的なケアに導入してほしい

口臭ケアに「口腔洗浄器」がおすすめな理由

口腔洗浄機について



Ha・no・ne編集部 リン(以下、リン)
Ha・no・neのユーザーからよく「口臭を予防するにはどんなアイテムを使えばいいの?」という質問がきますが、桐村先生が考えるおすすめのアイテムってありますか?

tenrai株式会社代表取締役医師 桐村里紗先生(以下、桐村先生)
パナソニックから販売しているドルツの口腔洗浄器「ジェットウォッシャー」は、口臭ケアに適しています。水流の力で歯周ポケットにたまっている口臭の原因であるプラーク(歯垢)を洗い流せるので、口臭にもアプローチできます。

リン
たしかに、効果がありそうです!口腔洗浄器を使えば、歯科医院でしてもらえるようなプロケアを、セルフでもできるという認識で良いのでしょうか?

桐村先生
そうですね!歯科医院でしてもらえるような洗浄ができます。もちろん、歯科医院には歯石を落とすなど歯科医院でしかできないケアがあるので、口腔洗浄器があれば歯科医院に行かなくていということではありませんが。

リン
たしかにそうですね。

桐村先生
あくまで口腔洗浄器は“家庭用”と考えていただけたらと思います。ただ、家庭用にしては本当にハイスペックですよね!これまでは歯周ポケットのケアというと、フロスなどを使って何とかするしかなかったので……。まさに画期的なアイテムだと思います。

リン
口腔洗浄器を使ったときと、フロスや歯間ブラシを使ったときでは、歯周ポケットのケアに差が出てきますか?

桐村先生
デンタルフロスを使った場合だと8割、歯間ブラシはブラシがついているのでもう少し高くて8割5分、口腔洗浄器だと9割くらいをケアできます。

リン
そんなに!?

桐村先生
大きな違いは歯間ブラシやフロスを使って落とした汚れってその場にとどまってしまうので、口をゆすぐくらいでは除去できないんです。でも口腔洗浄器を使えばしっかり洗い流せるので、より効果的に除去できます!もちろん、口腔洗浄器を使えば良いだけでなくて、ブラッシング・歯間ブラシやフロス・口腔洗浄器をセットで使ってほしいですね。

リン
そうしたケアをしっかりできていれば、歯周病に罹患する人の数を減らすことにつながりそうですね。

桐村先生
本当にそう思います。1回使ってみればその効果を実感できるでしょう。
例えば、今お手洗いでのウォシュレットって既に文化になっていますよね?

リン
たしかに、すっかり文化になっていますね。

桐村先生
ウォシュレットが浸透する前は「お尻を水で洗う」なんて文化はありませんでしたよね。でも、今や使わない人生は考えられない……ただ、ウォシュレットでお尻を洗うのが健康かといわれると、必ずしもそうではありません。一方で、口を水流で洗うのは健康につながります。ですから、「口腔洗浄器で口を洗う行為」こそ、文化になっていってほしいですね。

全身の健康を考えるなら腸内フローラだけでなくお口のケアを!

中尾内フローラだけでなく



リン
内科医としてご活躍している桐村先生にお聞きしたいのですが、巷ではお口のケアをすれば全身の健康につながるといわれています。実際にはどうなのでしょうか?

桐村先生
つながりますね。最近「腸内フローラ」を整えるため腸活をされている人が多いですが、「腸より先にあるお口もケアして!」と思っています(笑)。

リン
たしかに(笑)。

桐村先生
お口のケアを怠っていると歯周ポケットにどんどん歯周病菌が増えていきますが、この菌は簡単に体内に侵入していきます。すると全身に炎症が出て、血管が詰まって、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもつながってしまうのです。

リン
怖いですね……。

桐村先生
最近ではアルツハイマーの原因の一つともいわれるほど、健康への悪影響は計り知れません。お口の中の歯周病菌は簡単に全身に広がっていくというのを、まずは認知していただきたいなと思います。

リン
そんなに怖い菌なのに、やはりまだまだ虫歯予防に比べると歯周病予防は広まっていないですよね……。

桐村先生
歯周病は他人事って人が多いんですよね(苦笑)。でも、実際には20代で7割、35歳を超えると8割の人が歯周病になっています。それから平成5年度に厚労省が調べたときには、10歳で歯肉炎になっている子は半分にもなるというデータが出ているんです!本当に、早い段階から歯周病予防をしてほしいです。

リン
では、小さいうちから口腔洗浄器を使っていったほうが良いのでしょうか?

桐村先生
そうですね。小さいお子様だと歯間が十分に開いていなくて、フロスや歯間ブラシだと傷ついてしまうかもしれません。ですから、お子様が嫌がらないようなら、小さいうちから口腔洗浄器を使用してほしいです。

リン
口腔洗浄器なら歯茎を傷つけませんしね!

桐村先生
傷つけないどころか歯茎のマッサージにもなります。小さなお子様なら、水流洗浄が一番安心かなと思います。

リン
なるほど。そう考えると、本当に口腔洗浄器は1家に1台のアイテムといえそうですね!

ケアの順番には要注意!お口は1番最初にケアを考えるべきポイント

ケアを考えるべきポイント



リン
最後に、桐村先生が考える口臭対策をするうえで重要なポイントはありますか?

桐村先生
今は身体や食のこととかは気にするのに、お口を気にしない人が多いですよね。栄養とか食育とかはしっかり考えている人たちも、歯周病や口腔ケアの知識はほとんどない……。「歯ブラシをしていれば問題ないでしょう?」って人が多くいます。

リン
先生はご職業柄さまざまな人たちに接されていると思いますが、やはり歯周病に対する意識は低いですか?

桐村先生
低いですね。食育に関しては非常に精通している方でも、口腔ケアに関するお話をすると「知らなかった!」って人が多くて。食べることと直結しているものでもあるので、もう少し意識が高められたらと思います。

リン
食べてお口のケアをして、全身健康になっていきましょうというのが大前提になっていくといいですね。

桐村先生
その通りです!今は1番最初にやるべきことが1番最後になってしまっているので、優先順位を変えていく、むしろお口のケアを1番上に持ってくることが、重要なポイントになってくるのではないでしょうか。

リン
そのお口のケアをするさいは、口腔洗浄器、パナソニックさんの出しているドルツの「ジェットウォッシャー」などを使用していくのが大切ということですね。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

▼取材協力

tenrai株式会社
ホームページ:https://tenrai.co/

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