- 大西
みなさん!本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます!進行を務めます、美容ライターの大西マリコです!どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、口元の美意識が高いハノジョ的に、歯が黄ばんでいる男性ってやっぱり気になりますか?
- Saori
気になります!私は煙草を吸っている人が苦手なので、歯茎が汚いのも無理です。
- MANA
確かに、歯が黄色い人って歯茎も黒っぽかったりすること多いよね。私は歯が黄色いと普段の生活が気になるかも。歯磨きしてないで寝ちゃうのかな?とか思っちゃう……。
- miyuki
分かる!日常生活がだらしなさそうなイメージだよね。あと、単純に口臭も気になる!
- Saori
キスするときに気になっちゃうのも嫌だよね〜!第一印象で歯が黄色いとそれ以上がないというか、男としては見られないかも……。友達として遊ぶなら良いけど、それ以上はないよっていう線引きができちゃうかな。
- MANA
イケメンでも?ホワイトニング行くって言ってくれても?
- Saori
イケメンでも、ホワイトニング行くって言ってもダメ。歯が黄色くても平気で、「そういう意識で過ごしている」っていう感覚がもう合わないから。
- miyuki
そもそも日本は歯の美意識が低いよね。海外に短期留学したことがあるんだけれど、海外では歯のホワイトニングは特別なことじゃなくて。友達にも平気で「歯が汚いよ」って指摘したりする(笑)。私の日本人の友達も指摘されてショックを受けて、帰国後にホワイトニングを始めた子がいるよ。
- MANA
そうだよね、歯の美意識がこんなに低い国って、先進国で日本だけな気がするよね。日本でも、仕事ができる人ほど歯への意識が高いイメージあるけど、それでいうと秘書のお仕事をしているSaoriちゃんから見て、周りの男性はどう?
- Saori
うーん、ボスにもよるけど、確かにそういう傾向はあるかも……。以前のボスはものすごく美意識が高くて、秘書の髪の毛や肌荒れも気にする人だったから、もちろん自分の服装はピンとしていて、歯は真っ白で完璧だった。
- 大西
「歯が黄色いと男として見ることができない」と、なかなか衝撃的な発言も飛び出しましたが、他に男性の口元で気になることってありますか?
- Saori
うんうん、そう思う。私が、初めて会う男の人で絶対にチェックするポイントが3つあって。「内股、なで肩、ガチャガチャ(歯)」この3つは本当に許せない!上の歯は綺麗だけど下の歯はガチャガチャってパターンもダメ。
- MANA
多分、遺伝だと思う。私も今、矯正しているけれど、親も歯並び良くなかったもんなぁ。私も妹も矯正しているし……。
- Saori
今の若い子ってだんだん顎が小さくなっているって言うじゃない?だからなおさら歯並びが悪くなりやすいんじゃないかな。歯並びが良いってことは、見た目が良いだけじゃなく歯を若い頃から綺麗にしてもらっている家庭で育っているってことで……。親がそういうところをきちんと見てくれている、愛されて育ったんだなって思うと安心して付き合えるっていうのもあるんだよね。
- miyuki
私は逆に、歯並びがガタガタでも歯茎が汚くても、これからケアしてくれるなら全然気にならないかも。元々、自分の歯並びもそんなに良くないしね。
- MANA
私も今、矯正しているって言ったけれど、同じくマウスピース矯正だよ!
- miyuki
嬉しい!でも、よく見ると牙みたいになっているの(笑)。自分も矯正中だから、ワイヤー矯正でご飯一緒に食べているときワイヤーに付いちゃったりしている人に対してもすごく寛容。気持ち分かるから大丈夫だよ!みたいな。
- Saori
チンゲン菜とか付くやつね。ほうれん草とかいっぱい付くよね。
- MANA
私も隙間が空いているところあるから、わかるわかる!って感じだなぁ。「楊枝あるよ」ってなっちゃう(笑)。親近感じゃないけど、あんまり気にしない。「一緒に矯正頑張っていこう!」って思うよ!
- 竹内先生
歯が黄色くなる原因は、大きく分けて2つあります。
1)加齢によるもの
歯は二層構造になっており、表面は半透明の「エナメル質」で覆われています。その下には「象牙質」という黄色い層があります。この象牙質の色が、歯本来の色なのですが、年をとるにつれてエナメル質は少しずつ薄くなっていき、内部の象牙質の色がより見えるようになってきます。また、象牙質は年齢と共に、色がだんだんと濃くなっていきます。その結果、半透明のエナメル質から下の象牙質の色が透けて、黄色っぽく見えるようになっていくのです。
2)着色によるもの
湯呑やコーヒーカップに茶渋がつくように、コーヒー、紅茶、日本茶などのお茶類、赤ワイン、コーラ、カレーなど色の濃い食材の多くは、歯に着色しやすいという特徴があります。また、タバコのヤニも歯が着色する大きな原因です。これらの着色成分はいずれも、最初のうちは単なる歯の表面の汚れですが、時間が経つにつれ、エナメル質の中に染みこみ、歯磨きでは落ちにくくなります。また、歯は年齢を重ねると、細かい亀裂があちこちに入ってくることがあります。この亀裂に着色成分が徐々に入り込み、歯ブラシでは取れなくなることで、黄ばんで見えるようになります。
ケアも、黄ばみの種類によって変わってきます。
着色がメインであれば、まずは「クリーニング」になります。保険でおこなうクリーニングは、歯周病など疾患を治すことを対象におこないますので、着色まできれいにすることはいたしません。健康な方へは、自費のクリーニングを提案しています。着色に関しては、歯を傷つけないように、ジェットパウダーで落とした後に、歯の表面の小さな傷をコーティングすることまでおこなっています。例えて言うなら、床のワックスがけのようなイメージです。これで着色や細菌もつきにくくなり、舌触りで歯がツルっとした感じになります。
歯本来の黄ばみに対しては、「ホワイトニング」になります。ホワイトニングも2種類あり、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅でお客様がおこなっていただく「ホームホワイトニング」があります。「オフィスホワイトニング」は、主に歯の表面の半透明のエナメル質をすりガラス状にすることで、歯の内部の黄ばみを見えにくくして、自然な白さにしていくことになります。反対に、「ホームホワイトニング」は、名の内部、象牙質の黄ばみをとっていくことになり、歯本来の白さにしていくことになります。時間はかかりますが、根本的な歯の黄ばみをとるのに有効です。
歯の専門家としては、オフィッスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせた「デュアルホワイトニング」が一番のお勧めになります。早ければ2~3か月で、人から綺麗だねと言われるお色まで到達することができます。確実に白くできる「デュアルホワイトニング」、とってもお勧めです!
フリーランスで活躍するライター、西洋占星術家。美容や健康ジャンルを中心にWebメディアやオウンドメディアなどで取材・インタビュー・化粧品検証記事を執筆する一方、‟西洋占星術”を用いて占い師としても活動中。ライターとしてのライティング力と美容オタクとしての知識を活かし、「占い×美容」のコンテンツ作成が得意としている。フリーランスとしての働き方に誇りと信念を持っており、フリーランスになりたい&なったけど稼げない人の役に立つつぶやきをTwitterで配信中。自身の経験を伝えることにも熱心に取り組んでいる。