唇の血色が悪い原因と適切なケア方法とは?

2017.12.13 healthSUE

唇の血色が悪い原因とは

唇の血色が悪くなることは珍しくありませんが、その原因は実にさまざまです。ここでは、唇の血色が悪くなる主な原因をまとめました。もしかしたら、思わぬところに盲点があるかもしれません。

原因1:体の冷え

唇の血色が悪くなる原因として誰もが思いつくのが、冷えだと思います。あまり暑くない日にプールや海に入って唇が紫になってしまった経験はありませんか?それは、体が冷えて唇の血行が悪くなってしまったことが原因です。常に不健康な唇の色をしているのであれば、冷えが慢性的になってしまっているのかもしれません。

原因2:紫外線によるダメージ

唇に日焼け止めを塗る方はあまりいないと思いますが、唇も肌と同様に日焼けをします。むしろ、唇は粘膜に分類される部位のため肌よりもデリケートで紫外線の刺激を受けやすい箇所なのです。唇の日焼けを放置していると色素沈着につながるほか、荒れたりごわついたりする原因にもなります。

原因3:精神的ストレス

ストレス社会と呼ばれている現代では、多くの人がストレスを抱えて日々を過ごしています。しかし、病は気からといわれるように、精神的ストレスは体調を崩すもと。ストレスが原因で体調不良を起こすことによって唇の血色が悪くなることも少なくないようです。

原因4:乾燥・摩擦による刺激

唇を舐める癖があると、唾液が蒸発するときに唇の水分まで蒸発してしまうため唇がカラカラに渇いてしまいます。また、食後に口を拭いたりクレンジングでメイクを落としたりするときにも唇に刺激を与えます。唇の黒ずみや色素沈着が気になるのであれば、それは積み重なった刺激が原因かもしれません。

唇の血色が悪いのは病気の可能性も?

唇の血色が悪いのは、病気のサインである可能性もあります。たとえば貧血になると、唇から血の気が引くため唇の色が白くなってしまいます。また、発熱すると唇や舌が真っ赤になることがあります。もし唇が黒くなってしまっているのであれば、それは腎機能不全のサインかもしれません。
もちろん、唇の色だけで病気を断定することはできません。しかし、気になる症状があれば病院に行って診察を受けるようにしてください。

唇の血色が悪いときのケア方法

病気が原因で唇の血色が悪くなっている場合は、病気そのものを治療するしかありません。しかし、原因がそれ以外であればセルフケアで対応することも可能です。日ごろから丁寧なケアを心がけて、きれいな唇を手に入れましょう!

ケア方法1:定期的に唇のケアをする

毎日一生懸命スキンケアをしている方でも、なぜか唇のケアだけはおざなりになってしまいがち。しかし、唇も肌と同じようにケアを必要としています。唇の血行を良くしたいのであれば、定期的なケアを習慣にしましょう。リップクリームでの保湿はもちろんのこと、マッサージによる血行促進も効果的ですよ。

ケア方法2:唇への刺激を最小限に抑える

飲食の後にティッシュなどで唇を拭くたびに、唇は摩擦の刺激を受けています。また、紫外線による刺激も唇の大敵です。口を拭くときにはゴシゴシとこするのではなく優しくポンポンと叩く、UVカット効果のあるリップクリームを利用するなどして唇への刺激を最小限に抑えましょう。

ケア方法3:上手にストレスを発散する

適度のストレスはモチベーションを引き出したり作業効率を上げたりするために有効ですが、過度のストレスは言うまでもなく心身に悪影響をもたらします。ストレスが溜まっていると感じたら、上手に発散するようにしてください。趣味に打ち込む、家でリラックスするなど、自分なりの方法を見つけてくださいね。

ケア方法4:健康的な生活習慣を心がける

生活習慣が整うと全身の血行が良くなるため、唇の血行も改善されます。なかでも食生活には特に気を配るようにしましょう。栄養素のなかではビタミンAやビタミンBが粘膜強化に効くとされているので、積極的に摂取するようにしてください。

ケアの徹底でピンク色のきれいな唇を手に入れましょう

日ごろから正しく唇のケアを行い、健康な状態を維持できれば血色の良い唇をキープすることができるでしょう。唇の色が健康的だと、顔色も明るく見えるものです。したがって、唇の血色が悪くなりがちの方は、しっかりケアをしてぷるぷるしたピンク色の唇を手に入れましょう。

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