キレイな口元を目指すうえでのキーワード「健康美」とは?

2018.03.08 beautySUE

そもそも「健康美」の概念とは

歯は毎日の生活で食事をしたり、発声をしたりするうえで重要な役割を担っています。そして、歯は生きるための機能的な側面だけでなく、見た目の美しさも大きく左右します。白くてきれいな歯は明るい笑顔をより一層明るく見せ、美しい歯並びからは清潔感が溢れます。
もし歯並びが悪く色も黄ばんでいたら、せっかくの笑顔の魅力も半減してしまいますよね。このように、歯には機能的な側面と美的な側面の両方があります。歯の機能と美しさはどちらも大切で、どちらか一方だけを追求しても理想的な口元に近づくことはできないでしょう。
健康面だけを考えるのであれば、虫歯ができたら削って補綴すれば機能を補うことはできます。しかし、笑ったときに銀歯が丸見えだったらどうでしょうか。美しさを重視するのであれば、歯をホワイトニングすれば見た目がキレイになりますが、その中に虫歯があったら、キレイな歯もやがて抜け落ちてしまうかもしれません。
つまり、理想の歯は、機能と美しさの両方を兼ね備えている、健康で美しい「健康美」が保たれている状態なのです。よく見た目の美しさばかりを追求したがる方もいますが、歯が健康な状態であるからこそ美しさが際立つのであり、別個で考えるのではなく、セットで追求することが理想だと言えるでしょう。

健康美を目指すためにできること

健康で美しい歯は、生活全体の質を向上させてくれます。ここでは、健康美を目指すためにできることについてまとめてみました。

できること1:基本のデンタルケア

健康美を目指すためには、まずは基本的なデンタルケアが大切です。毎日のケアを怠っていると、いくら熱心に歯医者に通ったとしても健康美は手に入れられません。まずは、常に口腔内を清潔な状態でキープすることを心がけましょう。
毎日歯磨きをしていれば口の中は清潔だと思うかもしれませんが、歯磨きだけでは歯垢をしっかり落としきることはできません。デンタルフロスや歯間ブラシなども併用して、歯と歯の隙間や届きにくい奥歯までしっかり磨く癖をつけましょう。

できること2:虫歯治療

虫歯がある状態は、健康な歯ではないだけでなく審美性にも影響を与えます。虫歯は放置しているとどんどん悪化してしまうので、少しでもおかしいと思ったらすぐに歯医者へ行って治療しましょう。
ちなみに、虫歯治療で使用する被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)には多くの種類があります。審美性や耐久性などがそれぞれ異なるので、比較検討してみるといいでしょう。
なお、クラウンであればおすすめはセラミック製の素材の使用です。自然な色合いを表現することができ、かつ強度も十分です。また、金属アレルギーになる心配もありません。

できること3:歯列矯正

歯の健康と美しさを求めるなら、歯列矯正はとても有効です。歯列矯正をして歯並びを整えると、見た目が美しくなります。また噛み合わせがよくなると歯への負担が減り、健康増進にもつながります。
気になるのは矯正中に金属のワイヤーが見えてしまうことかもしれませんが、最近では裏側矯正やマウスピース矯正など多くの選択肢があります。歯科医師と相談しながら、納得できる方法を選んでください。

できること4:ホワイトニング

美しい白い歯は、やはり誰にとっても憧れです。できれば歯を削らない方法でホワイトニングをして、健康で白い歯を手に入れましょう。
なお、ホワイトニングで注意したいのは「白くし過ぎないこと」です。口元をもっともキレイに見せてくれる歯は真っ白な歯ではなく、肌の色に合った自然な色の歯です。白さだけに捉われることなく、自身に合うキレイな歯を手に入れてくださいね。

お口の健康美を実現してキラキラした毎日を

歯の健康は全身の健康増進にもつながり、ゆくゆくは健康寿命を延ばすことにもつながります。また、美しい歯は自信とキラキラの笑顔を与えてくれます。充実した毎日を過ごすために、ぜひお口の「健康美」を目指してくださいね。

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