フェイスラインの“大人ニキビ”が治らない!原因と対処法は?

2018.08.06 healthSUE

フェイスラインのニキビの原因は?

ショック

まずは、フェイスラインのニキビの原因について確認しましょう。

原因1:肌の乾燥

ニキビは皮脂が毛穴に詰まることによってできるため、乾燥がニキビにつながるというイメージはないかもしれません。しかし、肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下します。そのため、ニキビをはじめとしたさまざまな肌トラブルを引き起こします。

原因2:ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンの一種である黄体ホルモンや男性ホルモンには皮脂分泌を増やす作用があるため、ホルモンバランスの乱れはニキビの増加につながります。ホルモンバランスを乱す主な原因は、日頃のストレスや乱れた生活習慣などです。また、女性の場合は黄体ホルモンの分泌が増える月経周期後半にニキビができやすくなります。

原因3:胃の不調

胃の調子が悪いと顎や口周りにニキビができやすくなります。これは、胃の不調によって栄養の吸収が悪くなり、結果として肌のターンオーバーが乱れてしまうためです。また、消化不良によって体内に溜まった毒素もニキビの原因となります。

原因4:外的刺激

代表的な外的刺激としては、まず紫外線が挙げられます。紫外線というと日焼けばかりが気にしがちですが、紫外線によってダメージを受けた肌はニキビができやすくなります。
また、頬杖をついたりすることによる外的刺激もニキビの原因の1つです。手や指には多くの雑菌がいるため、その雑菌によってニキビが増えてしまいます。

フェイスラインのニキビの対処法

アイマスクと女性

次に、フェイスラインのニキビの対処法を紹介します。

対処法1:スキンケア

ニキビの改善のためにまず大切なのは、日頃のスキンケアです。肌の乾燥を感じる場合は、徹底的に保湿を行いましょう。なお、スキンケアをするときには必ず手を洗って清潔な状態にするようにしてください。

また、肌に刺激を与えないことも大切です。外部刺激の中でも紫外線はとりわけ肌に大きなダメージを与えるので、日焼け止めや日傘などを利用してしっかりとUVケアをしてください。UVケアは1年を通して必要ですが、紫外線が急増するのは3月からです。10月頃までは紫外線の量が多い日が続くので、特にUVケアに力を入れるようにしましょう。

対処法2:食習慣の改善

ホルモンバランスを整えるため、そして胃の不調を改善するために、食生活を見直してみましょう。外食やインスタント食品に頼らず、バランスのとれた食事をすることが大切です。

そして、特に積極的に摂取したいのが大豆食品です。女性ホルモンの一種である卵胞ホルモンには肌をきれいに保つ作用があり、大豆食品には卵胞ホルモンに似た働きをするイソフラボンという成分が含まれています。大豆や豆腐、味噌、油揚げなどの食品を上手に献立に取り入れましょう。

対処法3:睡眠不足の解消

睡眠不足は心や身体の不調に直結します。忙しい毎日の中でも、最低限の睡眠時間は確保しましょう。また、質の良い睡眠をとることも重要です。夕食は就寝時間の3時間前までに終える、寝る前にはカフェインを摂らないなど、睡眠の質を上げる工夫をしてみましょう。

対処法4:ストレス解消

ストレス解消のためにおすすめなのは、ゆっくりと温かい湯船につかることです。お風呂でリラックスすると副交感神経が刺激されるため、体の疲れを和らげる作用が働きます。また、自分なりのストレス解消法を見つけることも大切です。趣味に打ち込むなど、ストレスを上手に発散できる方法を探してみてください。

ニキビができた原因に合ったアプローチが大切

嬉しそうな女性

ニキビができると、思春期の頃と同じようにスキンケアに取り組む人が多いことでしょう。しかし、思春期のニキビと大人ニキビではニキビができるメカニズムが異なります。そのため、一生懸命ケアをしても効果が見られないこともあります。

大切なのは、原因に合わせたアプローチを行うことです。フェイスラインにニキビができたら、まずは何が原因なのかを考えてみてください。治りにくい大人ニキビでも、適切な対策ができれば少しずつ良くなっていくはずですよ!

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