昼食後に学校や会社で歯のケアをする人が8割～歯の本音調査第34回～

昼食後にデンタルケアをする人の割合は？

やっぱり歯磨きは欠かせない！職場や学校でも歯を磨く人多数

アンケート結果1位は「昼食後も毎日歯は磨いている」で、回答数は100人中39人でした。外出中でもきちんと歯を磨くという人が実に4割を占めていることがわかりました。回答理由の大半は、「食後は歯磨きをしないとスッキリしないから」というもの。食後の歯磨きが習慣になっていると、歯磨きをしなかった時に口に違和感が残るようです。そうした方は外出時でも歯ブラシを持ち歩いているのでしょう。

そして、「口臭が気になるから」という意見も多くありました。特に接客業などに就いている人は、休憩後の歯磨きをマナーだと考えていることがわかりました。少数派の意見としては、「歯列矯正をしているため口の中を衛生的に保たなければいけない」という回答もありました。また、虫歯や歯周病の予防のために毎食後に必ず歯磨きをしている人もいるようです。

食後の口臭が気になるからガムやうがいで簡単ケア

歯磨きによるケアと僅差で2位となったのが「口をゆすぐ、またはガムやタブレットを噛む」の回答です。100人中35人がそう答えました。この回答を選んだ人の意見で多くみられたのは、「ゆっくりと歯を磨いている余裕がない」というもの。休憩時間自体が限られているのにプラスして、歯みがきは周りの目が気になるという意見もありました。

また、単純に「歯ブラシを持ち歩くのが面倒だから」という声もありました。しかし、歯磨きをしなくても口の中はある程度スッキリとさせたいもの。そのため、うがいやガム、タブレットによる軽いケアを実践しているそうです。少数派の意見としては、「磨きすぎはよくないから」というものがありました。特に知覚過敏などで悩んでいる人は、昼食後は簡単なケアだけで十分だと考えているのかもしれませんね。

昼食後にデンタルケアをしない理由とは

時間を作るのは簡単じゃない！特にケアをしないという人も

3位は「特にケアをしていない」で、回答者は100人中21人。昼食後に歯のケアをしていない人は約5人に1人と少数派でした。回答理由として多かったのは、やはり「時間が取れないから」というもの。職場では、ゆっくりと昼食を済ませる時間がないケースも多いでしょう。そのことを考えると、歯磨きの時間が作れている人は少ないのかもしれません。

また、「普段はあまり昼食を取らないから」という人も一部いました。歯のケアをするかどうかは、ライフスタイルの影響も少なからずあると言えるのではないでしょうか。

歯ブラシ以外のアイテムを使った丁寧ケアは少数派

そして、もっとも票が少なかった「歯磨きに加えフロス・歯間ブラシで毎日ケア」と答えた人は100人中5人でした。自宅でデンタルケアアイテムを用いて丁寧なケアをする人は多くいますが、昼食後に念入りなケアをする人はやはり少ないようです。

昼食後にもしっかりとケアをする理由としては、「歯の隙間に食べ物が挟まるから」というものがありました。確かに、歯と歯の間に何かが挟まっているとなんとなく気持ち悪いですよね。そんな時も、デンタルフロスなどを持ち歩いていれば安心です。

また、「すきっ歯だから」という人もいました。そもそも、歯磨きだけで完全に歯垢を取り除くことはできません。特に歯並びに問題がある人であれば、デンタルフロスや歯間ブラシは必須だと言えるでしょう。

昼食後は軽くでもいいので、デンタルケアをするようにしましょう

昼食後に歯磨きをしなかったからといって、すぐに虫歯や歯周病になるということはまずありません。歯についた歯垢が歯石になるまでには、時間がかかるもの。ほとんどの場合は、朝食後と夕食後にしっかりと歯磨きをすれば歯の健康は維持できるでしょう。

しかし、昼食後に歯を磨かないとスッキリしないというのもまた事実です。さらに、昼食のメニューによっては口臭や歯についた食べかすが気になってしまうこともあるかもしれません。周りの人からどう思われるかを考えたら、昼食後もデンタルケアをしたいですよね。

丁寧に歯磨きをする時間が取れなくても、うがいをしたりマウスウォッシュでケアをしたりすることはできると思います。これまでは何もしていなかったという人も、ぜひ簡単なケアから実践してみてはいかがでしょうか。

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