空腹時のコーヒーで口臭がひどくなる？今日から実践できる対処法6つ

2019.07.08 healthHa・no・ne編集部

口臭対策におさえておきたいコーヒーを飲むときの6つのポイント

コーヒーが口臭の原因につながるのはなぜ？

コーヒーが口臭の原因になる理由はいろいろありますが、その主な理由はコーヒーの細かな微粒子が舌の表面に付着することだと考えられています。この微粒子をそのままにしておくと、次第に嫌な臭いを発するようになってしまう傾向に……。

またコーヒーに含まれているカフェインには交感神経を刺激する作用もありますが、唾液分泌量も減らしてしまいます。さらに利尿作用があるため、体内の水分が減少してしまい、口の中の水分の減少にもつながるとのこと。これによって口の中で細菌が繁殖しやすくなることも、コーヒーで口臭がひどくなる理由の1つです。

そして、コーヒーによって必要以上に胃液の分泌が促され、胃が荒れると、消化不良をひきおこすことがあります。このことも口臭の一因だといえるでしょう。

コーヒーによって口臭がよりひどくなるケースとは？

とくに口臭がひどくなりやすいのは、空腹時にコーヒーを飲んだ場合です。これは、胃に何も入っていない状態でコーヒーを飲むと胃酸が多く分泌され、胃が荒れやすいためです。

また、のどが渇いているときも要注意。唾液が少ない状態だとただでさえ口臭がしやすいため、その状態でコーヒーを飲むと臭いがさらに悪化してしまう可能性があります。

そしてミルクや砂糖、クリームたっぷり入れる方も要注意。乳製品は口臭を発生させる菌のエサになるので、口臭が強くなる可能性があります。

そして、最も気を付けたいのがタバコとコーヒーの組み合わせです。タバコの主成分である「ニコチン」はコーヒーに含まれる「カフェイン」のように、交感神経を緊張させる働きがあります。そのため、唾液量が減少して、また口臭を発生する菌も増殖することに……。ミルクたっぷりのコーヒーならさらに菌も倍増する恐れがあります。

コーヒーを飲みながらタバコを吸うのが好きという人は多いかもしれませんが、口臭のことを考えるならこの組み合わせは避けるべきだといえるでしょう。

口臭への対処法①　水を飲む

コーヒーを飲んだ後で水を飲むことで、舌の表面に付いたコーヒーの微粒子を洗い流すことができます。さらに、水を飲んで水分補給をすることで唾液量の減少も防げます。コーヒーを飲むときには、同時に水も用意することを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

口臭への対処法②　マウスウォッシュを使う

歯磨きをすることで口臭対策している人は多いと思いますが、歯磨きだけでは舌に付いたコーヒーの微粒子を落とすことはできません。そこでおすすめしたいのが、マウスウォッシュです。マウスウォッシュとうがいをすることで、効果的に舌をケアできます。コーヒーを飲んだ後の口臭対策には、外出時にも小ぶりのボトルを携帯しておくといいでしょう。

口臭への対処法③　ガムを噛む

コーヒーで口臭が強くなる要因として唾液の分泌量の減少があげられます。そんなとき、コーヒーを飲んだ後にガムを噛めば唾液の分泌が多くなりますよね。さらにキシリトール配合のガムなら虫歯へのケアを考えられて開発された種類もあるので、それらを効果的に使用することで、口臭と虫歯対策に一石二鳥だといえるでしょう。ガムの効果については、よく確認して選ぶようにしてくださいね。