LIFULL新規事業「おうちで歯科」設立の経緯 “口から食べるを支えるメディア”を目指して(1/3)

2018.02.09 interviewHa・no・ne編集部

“あらゆるLIFEを、FULLに。”の考えから生まれた「おうちで歯科」

Ha・no・ne編集部:森下(以下森下)
LIFULLさんは「LIFULL HOME´S」に代表されるように不動産・住宅の事業のイメージが強いのですが、なぜ「おうちで歯科」のサービスを開始されたのですか?

株式会社LIFULL おうちで歯科事業責任者:平原智子さん(以下平原さん)
私たちの会社は以前まで「ネクスト」という社名だったのですが、2017年4月1日から「LIFULL」へと社名が変わったことはご存知でしょうか?

森下
はい。もちろん!以前、「LIFULL HOME’S」のホームページを拝見させていただいていたのですが、名前が変わっていたことにびっくりした記憶があります(笑)。

平原さん
そうだったのですね!今の社名でもあるLIFULLには“あらゆるLIFEをFULLに。”という想いが込められているのですが、社名の変更以前より、新しい事業を生み出そうと社内の新規事業提案制度「Switch」が設けられていました。

森下
なるほど。ではこの「おうちで歯科」もその新規事業提案制度で採用された企画だったのですか?

平原さん
そうなんです!訪問サービスや出張サービスを集めたプラットホームを作りたいと考えていて、提案した企画が「おうちで歯科」という事業として結実させることができました!

森下
非常に素晴らしいことですね!「おうちで歯科」のような訪問歯科診療を扱ったサービスはまだあまりないので、まさに“あらゆるLIFEをFULLに。”を体現するサービスですね!

訪問サービスに着目したきっかけは「安心を届けたい」という想い

おうちで歯科

森下
ちなみになぜ平原さんは訪問サービスに着目したのですか?

平原さん
私は出身が九州なのですが、やっぱり都市部を離れると車がないとどこにも行けないんですよね。たとえ体が元気だったとしても移動手段がないと何もできなかったり、場合によっては生活に支障を来たしたりするケースもでてきます。今も母が九州で暮らしているのですが、最近は自身で車の運転をするのが辛くなってきたようで……そうした移動手段における悩みを解決したサービスにおいて、何かできることがないかと考えたのがきっかけです。

森下
なるほど。訪問サービスに目をつけた背景には、そういった事情があったんですね。確かに都市部では電車など他の交通手段の選択肢がありますが、地方では車がないと生活が難しいですよね。

平原さん
そうなんですよね。でも「訪問」って少し怖いイメージがありませんか?サービス提供のために、スタッフが家の中まで来ることに抵抗がある方も少なからずいるかと。

森下
たしかに全部がそうとは限らないとは思いますが、訪問販売や訪問営業などの詐欺被害が取り上げられることもありしますし、知らない人を家に上げるってちょっと怖いかもしれません。

平原さん
そうですよね。だからこそ、信頼性が高くて都市部から少し離れた地に住んでいる方にも安心を届けられるようなサービスを作りたいと考えたんです。そのため、「おうちで歯科」に掲載させていただく歯科医院様に対して入会審査を行っています。そして、その審査基準を満たした信頼できる歯科医院様だけをサイトに掲載させていただいています。

森下
ただ情報を掲載するのではなく、そういった審査が行われているのであれば、訪問サービスにおける怖いイメージを払拭でき、安心感が増しますよね!ちなみに今はどれくらいの歯科医院が掲載されているのですか?

平原さん
今は140軒ほどの歯科医院様にご登録いただいています。歯科医院様からお問い合わせをいただくこともありますが、まだ立ち上げて半年にも満たないメディアなので、1軒1軒回りながら少しずつ周知活動を進めている段階です。これからもっともっと安心できる歯科医院様の掲載を増やしていきたいと考えています!

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