コーヒーの着色汚れなど表面のステインは「歯の消しゴム」でケアしよう

2019.07.03 healthHa・no・ne編集部

イベント前日にササッとケア!表面の汚れは浮かせて水でゆすぐ

注目のデンタルケアアイテム「歯の消しゴム」の効果って?

消しゴム



歯の消しゴムでステインをケアできるのは、歯の表面に付着している汚れを浮かす効果が期待できるためです。この働きを利用することによって、歯を自然な明るさへと導きます。

また、研磨剤とゴムの摩擦を利用して汚れを落とす歯の消しゴムの種類もあります。翌日に大切なイベントを控えているときなどには、強い味方になるのではないでしょうか。

「歯の消しゴム」の種類と使い分け

種類



こすって歯の表面の汚れを浮かすことから「歯の消しゴム」と呼ばれてはいるものの、実際の見た目は消しゴムとは全く異なります。スティック型になっているものが多く、スティックの先端には、歯に当てるゴムの素材が付けられています。

そして、歯の消しゴムの種類は「フラットタイプ」や「ペンタイプ」、「スポンジタイプ」の3つがポピュラーでしょう。歯の表面を全体的にケアしたいときにはフラットタイプ、細かい部分のステインが気になるときにはペンタイプなど、状況に応じて使い分けてみてください。

簡単に歯の表面のステインケアができる方法

使い方



歯の消しゴムの使うときには、まず歯と歯の消しゴムの水気を十分に取りましょう。その後歯の表面を優しく擦って汚れを浮かせてから、よくうがいをしてください。商品によっては専用の研磨剤が必要な場合もありますが、基本的な手順はこれだけ。とても簡単ですよね。

なお、使用後の歯の消しゴムは軽く水洗いしてからよく水気を切ります。汚れが目立つ場合は、1mmほどカットするといいでしょう。

歯そのものが黄ばんでしまっている人は使えるの?

ステイン



歯のステインを取り除いてくれる歯の消しゴムですが、誰でも効果が得られるわけではありません。歯の消しゴムは歯の表面の汚れをケアするアイテムのため、タバコのヤニ汚れやコーヒーの着色汚れなどが原因で歯が黄ばんでいる人にとっては効果的だといえるでしょう。

しかし、歯が汚れているのではなく歯そのものが黄ばんでしまっているケースもあります。例えば、歯の表面を覆っているエナメル質が薄い場合は歯自体が黄色っぽく見えます。お年寄りで歯が黄ばんでいる人が多いのは、エナメル質が薄くなってしまっていることが原因だといえるでしょう。また、治療で神経を抜いた歯は時間が経つにつれて変色していきます。なお、虫歯によって神経が死んでしまった場合も同様だといえます。

このような理由で歯が黄ばんでいる場合は、歯の消しゴムを使っても歯を白くすることはできません。歯科医院でのホワイトニングなど、別の方法を検討する必要があるといえるでしょう。

「歯の消しゴム」を使用するときの注意点

注意



歯の消しゴムを使うときの注意点としては、強く磨きすぎないということがあげられます。強い力でゴシゴシと擦ってしまうと、エナメル質が削れて歯がかえって黄色くなってしまう恐れがあります。また、知覚過敏の原因にもなりかねません。

歯の消しゴムを使うときには、あくまでも優しく擦ることを意識してください。そして、同様の理由で頻繁に使いすぎるのもNGです。歯の消しゴムを使うと歯がつるつるになることが実感できるためつい使いすぎてしまいがちですが、やりすぎると逆効果になるので十分に注意しましょう。

また、歯と歯の間の着色を落とすことはできません。ただし細かい部分まで届きやすいタイプの歯の消しゴムを使えば、目に付きやすい部分の着色汚れにもアプローチできるでしょう。

汚れた歯をケアして清潔感のある口元にサポート

清潔感



人の印象を決める重要な要素の1つが“清潔感”です。どれだけ見た目に気を配っていても、歯が黄ばんでいるとどうしても清潔感のない悪印象になってしまいますよね。それが原因で損をしてしまうことも十分にあり得ます。

しかし歯の消しゴムを使って清潔感のある口元にすれば、それだけで印象はグッと変化するでしょう。着色汚れが原因で歯が黄ばんでしまっているという人は、ぜひ歯の消しゴムを試してみてくださいね。

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